男性は2015年と18年に育児休業を取得。男性によると、最初の育休からの復帰後、物流子会社への出向を命じられたという。 男性はロイターのインタビューで「サラリーマンを40年くらいやることを考えると1年、2年休んだところで、と考えた」「父親としてのキャリアを優先したかった」と語った。 男性は匿名を条件にインタビューに応じた。ツイッターでは、2人の子どもそれぞれにつき1年の休業を取得したのは身勝手などと批判的な声も少なくない。 男性はロイターに「もちろん権利はあるので取りたい、でも取れない人、声を上げられない人はたくさんいる」「誰かが声を上げなければ」と訴えた。 男性は以前は人事関係の仕事をしていたが、物流子会社では荷下ろしなどの肉体労働に従事することになった。男性が弁護士を介して会社と交渉したところ、デスクワークに戻ることが認められたが、社内規則の英訳など重要性のあまり高くない業務が与えられ