Paul Graham氏によるエッセイの翻訳です。1990年代末には隆盛を誇っていた米Yahoo! がなぜ成長スピードを減速させてしまい、GoogleやFacebookに追い抜かれてしまったのかについて書かれています。Paul氏は1998年に自身のベンチャーがYahoo! に買収されて一時期Yahoo! の一社員として在籍していたため、当時の内部事情にも詳しく、非常に説得力のある内容となっています。 Yahoo! が抱えてしまった大きな問題として「簡単に儲かりすぎてしまったこと」「ハイテク企業になろうという強い意志がなかったこと」の2つを挙げています。 まず、Yahoo! は当時バナー広告にて莫大な利益を上げていたために、ほかのトラフィックの価値を最大限に引き出す方法について興味を持たなかったことを指摘しています。Paul氏は、Yahoo! の社員だった当時に検索トラフィックにもとづくラ
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