各部門・役割で抱える悩みの原因・症状・解決策を解説し、“デジタルを活用した変革” を実現する方法を紹介します。
さる信頼の置ける筋から公文俊平氏の『情報社会学序説―ラストモダンの時代を生きる』のお勧めがあり、当たりの予感があったので、手にとってみることとした。また、ウェブでも内容が公開されている。 ぼんやりとした考えとして頭の中にあるものが、整理されたフレームと言葉でまとめられたものに出会うという場面は日々書いている人であれば幾度も経験していることだろう。今回は、塊でそれがやってきた。とりあえず途中まで目を通したところだが、ほぼ全てのページなんらか折込と赤線とコメントが加わっている。珍しい。そして素晴らしい。 ポイントは至るところにあるので、随時触れていくとしてひとまず幾つか抜いてみたい。 なぜ、オープンソースにコミットするか、あるいはBlogを書くのか インセンティブと経済モデルについての指摘は別途あるが根っこの部分から。 個々の智業にとっての「智のゲーム」の直接的な目標は、最初から「通識」と
無闇とキーワードを増やすことは無いかと思いつつも、どうもあって良い気配がするのでひとつ定義してみたい。といっても現段階では仮フレームであり、後日撤回する可能性もある。タイトル通り、ギークの概念を拡張してみたい。ちなみに、本エントリ執筆時点でGoogleとテクノラティのいずれで検索してもヒット数はゼロである。 また、渦中の方は「何を今更当たり前のことをこねくりまわしているのか?」という感想を持たれるかもしれない。そういう方はあっさり読んで現場に戻って頂ければ。 ギークとソーシャルギーク ギークの定義については、ちょっと古い資料になるが根っこの方がを辿ると、このように説明されている。 ギーク:新たな文化的エリートに属する人々。ポップカルチュアを好み、テクノロジーを肯定的に捉え。社会に不満を持つ。ほとんどのギークは、息苦しく無味乾燥な教育システムを軽蔑して来た。このシステムにおいては、彼らは
アメリカの同僚からFriedmanの「The World Is Flat」がとても面白いと言われて読み始めた。実は2ヶ月くらい前に買ったものを、マッシブな外見に圧倒されて見て見ぬ振りをしていたのだが。そのなかで、我々がWeb1.0とか2.0とか定義しているように、FriedmanがGlobalization1.0/2.0/3.0を定義していて面白い。今回は、この話と、CNET Bloggerの渡辺さんが主催するEmerging Technology研究会でのSI2.0の議論を絡めてみたい。 「グローバリゼーション」の定義 Friedmanが言うには、Globalization 1.0は、何とコロンブスがアメリカ大陸を発見した1492年から1800年まで。Globalization 2.0は、1800年から2000年まで。そしてGlobalization 3.0は、2000年から現在に至るま
4月の釣りはいつにしようかな〜などと腑抜けたことを考えていたところ、いつの間にかSI2.0へ向けた議論が沸騰し始めておりました。CNETの渡辺さんは「SIビジネスの現在、あるいはSIer2.0」と題するエントリーで、「SIのSは、実際の現場でServerなのか、Systemなのか、Serviceなのか」と問う。そしてSUNの藤井さんは「SaaS: Software as a Serviceは来るか?」と題するエントリーの中で飯田の考えを問うと。これでは釣りに行けない。。。 イノベーションとデリバリー 年度始めでもあることだし、釣りのことはちょっと忘れて、SI2.0について考えてみたい。先日のSUNのセミナーにおいて私がフォーカスしたのは、主として2.0時代におけるイノベーションの取り込み方についてであり、これを象徴するのがオープンソースである。一方、2.0的世界においては、イノベーションの
先週末土曜に久しぶりの通常開催版となったEmerging Technology研究会にて、頭に汗をかく議論に参加してきた。テーマはいつかどこかでやらなければとなっていたSIビジネスの今後について。当日の簡単な感想と参加者のエントリクリップはこちらでまとめているので、個別参照頂くとして、幾つか論点を絞って追記を。 参加者は大きいところにちょっと偏りがあるとはいえ、 ・SIer ・ソフトベンダー ・サービスベンダー(ネットの) ・コンサルファーム ・メディア と周辺領域も含めて充実したやりとりとなった。 SIのI シンプルに考えると、そもそものSIビジネスの存在価値はSIのIにある。インテグレーション。プログラム開発を行うことももちろんあるが、ハードやデバイス、アプリケーションを適時組み合わせて足りない部分を足し(ソフトに限らず、場合によってはハードの調整も行い)、顧客の要望に
メーカー系の大手SIerの方から(というよりは、御邪魔すると役職者も含めて10人弱の方が会議室にいらした)、世の中で進行しているWeb化について、特に2.0への対応について、カウンターストラテジーを立てるためのディスカッションに参加して欲しいとの依頼があり伺ってきた。 日経コンピュータでも丁度「エンタープライズ2.0」との特集が組まれており、そろそろ本気で気になってきたというタイミングなのだろう。 戦略フレーム自体の揺れ 関連業界含めて様々な方とやり取りさせて頂いているが、周囲で議論を進めていて緩やかなコンセンサスになりつつあるのは、 1)SIerの抱えている問題は業界問題であると同時に、業界間問題である。隣接市場と競争関係に入っているため、まずもって事業環境認識をどうするべきか、どこまでを競争範囲と捉えるのかから揺れている。 2)要素プロダクトのコモデティ化は押しなべて進行しており、
セールスフォース・ドットコム こりゃ凄いと思った企業。 システムインテグレーター企業の話は、渡辺さんが最近の状況をCNETで書いていて、 SIビジネスの現在、あるいはSIer2.0 SI業界で起きているデッドロック この二つの記事が参考になる。こっちも競争構造が変化しているんだなぁと思って読んでいたのだけれど、最近、よくお邪魔して記事を読ませて頂いている、「おかねのこねた」さんで最初に紹介したセールスフォースドットコムの事をしった。 セールスフォースドットコム(CRM)は、グーグルと並んで、Web2.0企業の代表銘柄① セールスフォースドットコム(CRM)は、Web2.0企業の代表銘柄 ② その後で、ぐぐって、セールスフォースドットコムのニュースのうち、気になった記事を二つほどピックアップするけど セールスフォース・ドットコム、オンデマンド向けプラットフォームを発表 日本に根付くか、セール
sillywalk曰く、"CNET Japanの記事によれば、4月24~27日に開催されたNational Association of Broadcasters (NAB) 2006において、教会を顧客とするハイテク企業や家電メーカー向けの展示エリアが初めて設置され、さらに「無線周波妨害と教会の音響システム」「メディアプレゼンテーションを拡大するための崇拝ソフトウェア」「マイクロホンと宗教的アプリケーション」といった会議も期間中に開催されるなど、急成長する「教会関連技術」に注目が集まったそうです。 また、ここ数年、教会の礼拝堂には大画面のディスプレイが設置され後方の席でも牧師の姿が見えるようにしたり、説教ビデオの記録・編集機器や、DVD、インターネット、テレビを通じた配信システムが導入されており、さらに最近ではハイビジョン化も進んでいるとのことです。 さて翻って日本を見ると、卒塔婆プリン
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