写真1●37signals社が提供するプロジェクト管理/協調作業支援サービス。To-Doリスト,ファイル共有,タスク時間管理といった機能を備える。月額12~99ドルの有料サービスのほか,無料版も用意している Webの世界はこれまでの,送り手が一方的にパブリッシュするというものから,ユーザーや開発者が参加する「知能の集合体」へと移行しつつある---前回の本コラムではそんな「Web 2.0」の世界について考えた(関連記事)。 こうして新たなWebアプリケーションが注目される中,今一躍脚光を浴びているWeb開発フレームワークがある。「Ruby on Rails」だ。 「簡単で迅速に開発できる」「クールなWebアプリができる」などと称賛されている。今後のWebの動向を占ううえでも鍵となるフレームワークと言えるだろう。今回は国内外のサイトを訪ねて,開発者のインタービューなどRuby on Rails
オープンソースとして配布されているAjaxデスクトップ eyeOS のログイン直後の画面。上部にアプリケーション・アイコンが見える [画像のクリックで拡大表示] AjaxでWebブラウザ上にデスクトップ環境を実現するアプリケーションが,まさに爆発的と形容できるほど立て続けに登場している。ほとんどが海外で開発されたものだが,日本語版が提供されたものも現れた。Ajaxデスクトップを持つSNSを開発した日本の企業も出てきている。またオープンソースとして配布されているものもある。 Web 2.0という言葉の発信者の一人,Tim O'Reilly氏による論文「What Is Web 2.0」は「The Web As Platform(プラットフォームとしてのWeb)」という第一章から始まる。 Webブラウザ上のデスクトップ環境は,この「プラットフォームとしてのWeb」をつきつめれば,必然的に辿り着く
Ajaxについていろんな話を調べたり聞いた中でも、興味深かったのはRESTとの関係でした。簡単にいえば、AjaxとRESTは両方ともWeb2.0の構成要素として挙げられていながら、実は相反したものである、というパラドックス的な関係です。 RESTとは「REpresentational State Transfer」の略で、詳しくは@ITの記事「Webの「正しい」アーキテクチャ」記事を読んでいただいたり、さらに詳しくは山本陽平氏の「REST入門」あたりをぜひ読んでいただきたいのですが、ひとまずRESTをものすごく乱暴に書いてしまうと、“Webアプリケーションであれば、状態やリソースごとに異なるURLを持とう”といったアーキテクチャのことだと私は考えています。 例えば、“住所を入力する”ためのWebアプリケーションがあったとしたら、入力画面→確認画面→確定画面という画面遷移が考えられます。この
Ajaxは今年非常にホットな話題の技術である。 @ITをはじめ、さまざまなところでもAjaxについての記事が目立つようになってきた。 ここでは、筆者が携わっているPHPかいわいでのAjaxの動きについて紹介していきたい。 Aajaxとは「Asynchronous JavaScript + XML」の略である。JavaScriptはいわずと知れたクライアント(通常ウェブブラウザ)サイドの技術であり、そこからXMLHttpRequestというものを利用し、ページ推移をせずにサーバ/クライアント間でどんどんデータ交換をしていく技術である。これとDHTMLを併用することでいわゆるAjaxになる。 この辺りの詳しい内容はAjax推進委員会による「古くて新しいAjaxの真実を見極める」を参考にするといいだろう。 PHPはサーバサイド技術、前述のとおりAjaxで用いられるJavaScriptはクライアン
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