日本のことし7月から9月までのGDP=国内総生産の伸び率が予想以上に悪かったことを受けて、日本株などに投資しているアメリカの投資ファンドからは落胆する声が上がっていました。 このうちカリフォルニア州にある投資ファンドは、時差でまだ日曜日にもかかわらず、日本のGDPの速報を確認するため社員が集まっていました。 資産規模がおよそ600億円のこのファンドは主に日本の株式や国債などに投資し、保有している日本企業の株価がアベノミクスで大きく上昇したことから利益を上げてきました。 今回のGDPでは、日本は景気回復にもたつきがみられるものの、年率でプラス2%台は維持すると考えていただけに、マイナスの結果をみて落胆する声が上がっていました。 ただ、このファンドは消費税率の10%への引き上げが先送りされ景気対策が打ち出されれば、日本は再び回復基調に戻るとみており、積極的な投資活動を続けたいとしています。 エ