マレーシアのマハティール首相は中国の不動産開発会社、碧桂園(カントリー・ガーデン・ホールディングス)が手掛ける1000億ドル(約11兆1200億円)規模のプロジェクトについて、外国人に物件購入を認めず、居住目的でのビザ(査証)付与も行わないと述べた。 シンガポールに近い人工島での「フォレストシティー」プロジェクトが狙いを定めていたのは中国からの買い手のほか、インドネシアとタイ、ドバイの投資家。マレーシアの「マイセカンドホーム」プログラムは、裕福な外国人に長期ビザでのマレーシア滞在を認めており、中国人が最も多く利用している。