独ルブミンにある天然ガス供給パイプライン「ノルドストリーム」の施設(2011年11月8日撮影、資料写真)。(c)JOHN MACDOUGALL / AFP 【9月3日 AFP】(更新)ロシアの国営天然ガス大手ガスプロム(Gazprom)は2日、ロシア産天然ガスをドイツへ供給するパイプライン「ノルドストリーム(Nord Stream)」について、保守点検で主要機器に問題が見つかったことから、修理のため稼働再開を延期すると発表した。ロシアからドイツへのガス供給は無期限で停止されることになり、欧州のエネルギー危機がさらに悪化する見通しだ。 同パイプラインは、ロシア第2の都市サンクトペテルブルク(St. Petersburg)近郊からバルト海(Baltic Sea)を経由してドイツへとガスを輸送するもので、ガスプロムの主要供給路となっている。保守点検のため3日間停止されていたが、3日に再稼働する予