昨日は『諸星大二郎原画展』を見終って少しトリップした頭で「リブロ」へ行き、本を物色。読みたい本というより、あ、読んでなかったな、と思った本を二冊買った。しかしその両方とも、読み方がわかる本というか、読むコツを知っている本という感じなので、割と気楽に読めそうなもの。アントニオ・タブッキ/須賀敦子訳『供述によるとペレイラは』(白水社Uブックス、2000)と小林秀雄『小林秀雄対談集』(講談社文藝文庫、2005)。リブロというのはこういう本が割と目につくところにある。文芸好きの初心者向けに、わりと探しやすくできている、と言えるのかもしれない。 小林秀雄の対談の目次を見ていて、「教養ということ」と題してソクラテス・プラトンの研究者である田中美知太郎と対談しているのを見て、さっとそこを開いてみた。昭和39年6月の対談だから、1964年、東京オリンピックの年だ。田中・小林とも62歳。ただ学年は田中の方が
【牧内昇平、奥村智司】「年賀状買い取り42円」 今月1日夕、首都圏の金券ショップに貼られた値札を、両肩にそれぞれリュックサックをかけた30代の男性がみつめていた。リュックには、その日売り出された年賀はがきが、3千枚以上詰まっている。 男性は、中部地方に住む日本郵便の非正規社員。上司から年賀はがきの販売ノルマをつきつけられていた。配達の合間に客に買ってもらうものだが、売り切れない分は、自費で買い取る。「少しでも自腹の負担を減らしたい」。首都圏の金券ショップは地元より買い取り額が10円近く高い。新幹線を使ってでも持ち込む「価値」がある。 2600枚を店員に渡し、10万9200円を受けとった。通常の50円との差額の計約2万円は自費になるが、「しょうがない」。残りは自力で売る覚悟だ。 同じ日、長崎県内に住む30代の正社員男性は、4千枚を北海道の金券ショップに宅配便で送った。「足がつかないように」と
昼前に神保町へ。古本屋街をぶらぶらしながら書泉ブックマートへ行った。先週まで、芳文社『週刊漫画タイムズ』連載作品の原画展がブックマートとブックタワーで行われていたのだが、ブックマートで『これからコンバット』を買って抽選に参加したら、『ピアノのムシ』の複製原画に当選したのだ。先週の月曜の夜に連絡をもらったのだが都合がつかず、今日ようやく受け取りに行った。いただいた原画はこちらの『戦利品』の写真の右下のもので、単行本1巻の第1話のものだ。複製なので本当に細かいところまでは分からないが、おそらくは原寸大のその表現は雑誌掲載時より印象的で面白い。原画も複製原画も手に入れたのは初めてだが、こういうものを集めるというのも面白いかもしれないと思ったのだった。こういう機会があるときに積極的にチャレンジしてみてもいい。 朝、モーニングページを書く暇がなかったので帰ってきてから少し書く。 【池袋西武ギャラリー
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