Googleが7月10日に東京オフィスでアジアのメディア向けに開催したイベント、「Solve with AI presented by Google」に行ってきました。Google(とGoogleが支援している団体)が取り組んでいる、様々な分野でのAI活用の取り組みを紹介するイベントでした。 伝説のGoogleフェロー、ジェフ・ディーンさんを生で拝顔 伝説のGoogleシニアフェロー、ジェフ・ディーンさん(51)を拝顔できるのが楽しみで。現在はGoogle AI担当上級副社長(つまりAI部門のトップ)ですが、1999年にGoogle入りしてから広告や検索エンジン、Google翻訳などいろいろなプロジェクトに関わり、数々の伝説を作ってきた方です。 手元にあるGoogleの初期を描いた書籍「I'm Feeling Lucky: The Confessions of Google Employe
Google日本法人は7月10日、日本でAI人材の育成やAI活用の促進を図るプログラム「Google AI for Japan」を発表した。人材育成プログラムやAIツールの提供、研究の知見共有などを通して、企業の抱える課題や社会問題の解決につなげる。 AI人材の育成支援では、同社の東京オフィスにいるAI研究チームと共同研究できるフェローシップやインターンシッププログラムを提供。また同社は4月から無料のオンライン教材「Grow with Google」を公開しており、AIを学びたい人は誰でも利用できる。 AI研究者向けに助成金も用意した。今回は、国立情報学研究所や京都大学などに所属する6人の研究者が、それぞれ5万ドル(約500万円)を受け取るという。 Googleが公開するオープンソースの機械学習ライブラリ「TensorFlow」は、日本国内でも活用事例が増えている。例えば、福島県南相馬市で
完全自動運転車の開発でリードする、グーグルの兄弟会社ウェイモ(Waymo)。日本企業の勝ち筋はどこにあるのか? by Motoki Kobashigawa2018.11.14 50 22 10 0 アルファベット傘下のウェイモ(Waymo=グーグルの兄弟会社)は、自動運転車開発の先駆け的な企業だ。2005年のDARPAグランド・チャレンジ(ロボットカー・レース)に参加していたスタンフォード大学の研究チームが中心となって、2009年にグーグルの一部門として設立。2016年に分社化して現在のウェイモとなった。 2012年にはネバダ州で自動運転車専用のライセンスを初めて取得し、その後、フロリダ州やカリフォルニア州でも公道実験を実施している。2018年3月にはアリゾナ州フェニックス郊外で、セーフティ・ドライバーが同乗しない、一般向けの完全無人タクシーの試験運行を開始。10月には、公道での自律自動車
人工知能(AI)技術は今後、企業のビジネスにどのような影響を与えるのだろうか。カーネギーメロン大学のコンピューターサイエンス学部長からグーグルのクラウドAI事業責任者に転じたアンドリュー・ムーアに話を聞いた。 by Will Knight2018.11.13 37 45 27 2 アンドリュー・ムーアは、グーグルのクラウド人工知能(AI)事業の新しい責任者だ(日本版注:ムーア氏はこの9月まで米カーネギーメロン大学コンピューター・サイエンス学部長を務めていた)。グーグルのクラウドAI部門は、機械学習のツールや手法を、通常のビジネスでさらに使いやすく、有用なものにすべく奮闘している。 そのような目標に向け、ムーアのチームは11月8日、異なる機械学習コンポーネントをつなぐモジュラー・フレームワークの「AIハブ」や、機械学習プロジェクトの移植性を向上させるソフトウェア「キューブフロー・パイプライン
Put Humans at the Center of AI グーグルへ転じた スタンフォード研究者が語る 次世代AIに必要なこと スタンフォード大学の人工知能研究所(SAIL)所長からグーグルに転じたフェイ・フェイ・リーは、次世代のAIは「人間中心」を目指すべきだという。それには文脈の理解に立ち返る必要があると指摘する。 by Will Knight2017.10.13 241 90 10 2 スタンフォード大学の人工知能研究所の所長で、現在はグーグル・クラウドで主席研究員を務めるフェイ・フェイ・リーは、人工知能(AI)革命に一役買おうとしている。だが、AI革命にはより多くの人を巻き込むことが必要だ。リー主席研究員は、AIテクノロジーにおいて人間的側面を重視することがすべての人の利益になると主張する。その理由を、MITテクノロジーレビューのウィル・ナイト上級編集者に語った。 # ——なぜ
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