ブックマーク / chinese-medicine.hateblo.jp (11)

  • 気象病とは - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    低気圧が近づいたときなどに頭痛やめまい関節の痛みなどを生じる方がいるのを気象病と言います。 では低気圧が近づいた時に変わる環境とはどういったものかを考える必要があります。 気圧が下がるわけですから 体の周りに加圧スーツのようにぴったりとまとわりついていた圧力がなくなってしまいます。 そうすると気圧の力によって体の上に体液をあげていた力が急激に減ってしまいます。 中医学ではこの上に上げる力を気の力として考えます。 またあげられる体液は津液であったり血であったりすると考えます。 元気な方であれば気圧の力を借りずにもしっかりあげることができるのですが、 脾*1の力などが弱いかたはそれができません ですので頭部にうまく気血あげることができなくなっているとも考えられるのです。 また気圧が下がると空気が薄くなるので 肺が酸素を取り込む力も弱ります。 中医学でも肺は大気からエネルギーを取り込んでいると考

    気象病とは - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
    tokotokoarukuyo
    tokotokoarukuyo 2020/10/10
    助かる内容でありがたいです。まさに、お風呂に入りすぎるとつぶれます(;^ω^) やっぱり中医学すごいですね!!ありがとうございました(*´ω`*)
  • 気血にについて考える(補気薬の違い) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    気とは動き・エネルギー・熱などですから それを作り出す血(身体自体)がないと始まらないのです。 ですが、動き・エネルギー・熱、自体は 身体が動いていないと生まれないのです 気は使いすぎると消耗すると言いますが 実際は気の燃料となっている血を消耗しているのです。 電動アシスト機能のついた風力発電をお知りですか? 風が弱いときに電動で風車を回してあげるとその後は多少弱い風でも風車が回ると言うもの これ人間でも言えまして 体が重いや寒いとき身体を動かすと、そこから巡り出し エネルギーも生み出されることがあるのです。#中医学 #漢方 #鍼灸 #養生— オックー@漢方(中医学)+鍼灸 #オックー中医学勉強会 (@okukatu42) 2020年10月3日 こんなイメージですね。 ですので一言に気虚といっても ①血虚が主体の気虚なのか(原料がないので気を作れない) ②気虚が主体の気虚なのか(血から気に

    気血にについて考える(補気薬の違い) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
    tokotokoarukuyo
    tokotokoarukuyo 2020/10/04
    いつもありがとうございます。自分は気虚の傾向があるのですが、さらに細かく分類されているのですね。また、「甘草の取りすぎにならないように」の根拠が知れて良かったです(*^^*)
  • 葛根湯・麻黄湯の飲み方(カゼ・肩こり) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    葛根湯や麻黄湯は風邪にとても有効な漢方で上手く使うと即効性があり効果に驚く程ですが上手く使わないとむしろ体調を悪化させるおそれすらあります。 まず使ってはいけないのは 熱ぽい風邪 このタイプに使うとカゼを悪化させるので注意が必要です。 葛根湯などは一気に体温を上げ病邪を追い出す漢方 熱ぽくしんどいのを悪化させ、過度の発汗をすることにより体力を消耗させてしまいます。 葛根湯などをを飲まないでもカゼの熱症状が激しいと同様に病状が進展します。 これを太陽病から陽明病に移行すると中医学では考えます。 ですので、葛根湯や麻黄湯をおススメ出来のは寒気タイプのカゼです 体を一気に温めることでカゼを追い出します。 使いどころは寒気がひどくなってからではなく、 「あれ?」 と思った早い時点そこで使えればそれ以上の症状が出ることもなく治ってしまうこともあります。 ですので身体の異変に敏感であることが大切なんで

    葛根湯・麻黄湯の飲み方(カゼ・肩こり) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
    tokotokoarukuyo
    tokotokoarukuyo 2020/09/26
    勉強になります。
  • 中医学で考えるピル使用について - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    PMS・生理痛・過多月経などの治療にピルが使われる事が多くあります。 これを中医学で考えると 辛い症状が出ていている時には 辛い症状を抑える標治を重視するとの考えがあります。 ですので生理そのものを抑える ピルなどの治療も標治とも捉えることができます。 ですが中医学にはその先の治療もあるのがポイント 症状が落ち着くとその間に根原因への治をする 根原因が良くなると悪い状態が再発することもないとのことです。 では症状がひどい時になぜ標治が必要かと言いますと 辛い症状がさらなる辛い症状を生んでしまうことが多いからです。 PMSなどで精神不安定がひどくなるとそれによりストレス耐性が低下してより不安定になることや胃腸症状などに波及することも多い こういった状態のケアは漢方・鍼灸の得意とするところ 生理痛なども痛みはストレスですから同様です。 また大量に出血し過ぎる方の場合 肝血の不足により肝の

    中医学で考えるピル使用について - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
    tokotokoarukuyo
    tokotokoarukuyo 2020/09/12
    西洋医学のみでなくて、中医学の視点も持ちつつ身体症状の苦痛を根本から解決できるようにという考え方がステキです。勉強になりました。ありがとうございます!!(*´ω`*)
  • 盗汗(寝汗)をなぜかくのか? - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    中医学では寝汗*1のことを 盗汗と言います。 盗汗は衛虚・陰虚・湿熱などで起こると言われますが 体の中で起こっていることを知ればより細かなアプローチが出来るので 西洋医学的知見も加えながら解説したいと思います。 そもそも寝ていて一番人間として熱を発生していない寝ているときに汗をかく意味とは何でしょうか? 寝ているときに大切なのは深部体温が下がることだと西洋医学的にも分かっています。 その部分から考えるとスムーズに熱が下がっていくのが理想なのに上手く熱を発散出来ていないのが原因と考えることが出来ます。 起きているときには問題とならない熱が寝ることにより不要になるということです。 衛虚での盗汗とは身体の表面の汗腺のコントロールする力が弱く汗が漏れ出してしまうこと これを西洋医学的に考えると汗はかいているがそれにより冷えた皮膚表面の冷えを深部の熱を取るのに活用できていない状態なのでは?と私は考え

    盗汗(寝汗)をなぜかくのか? - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
    tokotokoarukuyo
    tokotokoarukuyo 2020/09/12
    自他共に認める汗っかきで、寝ている間の発汗もすごいので勉強になりました!ありがとうございます☆(*´ω`*)
  • 肝の不調とは脳の防衛本能(肝鬱) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    chinese-medicine.hateblo.jp でも書かせてもらいましたが 肝の不調とは脳の防衛能と考えると理解しやすい部分が多くあります。 怒りやすくなったりイライラする これは 五神・五志とは(魂・神・意・魄・志) に書いたように怒りが肝に割り当てられているのですが 来怒りとは図星を指されたりして、不利な状態から自分を防衛するために起こる感情 ですね。 肝の性質上外向きに攻撃する感情であると言えます。 怒ったり、焦ったり、色々なことに集中したりすると顔が赤くなったり、血圧が上がったりする人がいますがこれを中医学では肝陽上亢や肝火上炎と言います。 肝陽上亢や肝火上炎の違いはあなたの不調はストレス?を読んでいただければ分かりやすいと思います。 これらの状態では脳がフル回転している状態ですから脳が大量の栄養、酸素を要求していると言えますですので血圧を上げたりしてその足りない部分を

    肝の不調とは脳の防衛本能(肝鬱) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
  • 感情で治療を考えるのは危険 - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    chinese-medicine.hateblo.jp 五志の話を書くと漢方薬や鍼灸の治療で 私はすぐ悲しくなるから肺が弱い 私は物思いにふけりやすいので脾が弱いんですか? なんておっしゃる方が多いのですが 感情だけで漢方を選ぶのはとても危険です それは感情はそれまで生きてきたことにより構築されてきたメンタリティーの影響が大きいから、五志で表されている感情は最も標準的なメンタリティーでの反応だと思うので、人によっての違いが大きいと思います。 一般的には人は図星を疲れたり危機に瀕した時、防衛的感情として怒り(外へ向かう感情)を感じることが多いですが HSPなどと呼ばれる方たちの多くは同様の状態の時 悲しいや思いに耽るなど(内向きの感情)を感じる人が多いように感じています。 ですので感情だけで選ぶとおかしなことになります。 またHSPなどの方は自身からそれをおっしゃることも少ないと感じています

    感情で治療を考えるのは危険 - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
    tokotokoarukuyo
    tokotokoarukuyo 2020/09/05
    ブックマークさせていただきます。勉強になります(*´ω`*)
  • 五神・五志とは(魂・神・意・魄・志) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    中医学では五臓は感情に関わりがあると考えます。 それを五神・五志と考えます 五行・五神・五志 五志の方は分かりやすいと思うのですが 五神の方は?? となる方が多いと思います 五志の感情のもとになる五臓に蔵された神と考えられます。 意・志は二つ合わせると意志になりますね。 意志には様々な意味があるのですが 目的や計画を選択し、それを実現しようとする精神の働き。知識・感情に対立するものと考えられ、合わせて「知情意」という。「意志を貫く」「意志強固」 として話を進めさせてもらいます。 腎とは先天の*1であり、腎精を蔵し生命の根源であり脳や神経も腎から出来ると考えますから そこがしっかりすることで少しのことで恐れ・驚きをしない志し ㋐ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。「志を遂げる」「事、志と異なる」「志を同じくする」「青雲の志を抱く」 ㋑心の持ち方。信念。志操。「志を高く保つ」

    五神・五志とは(魂・神・意・魄・志) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
    tokotokoarukuyo
    tokotokoarukuyo 2020/09/01
    勉強になります!五臓の内容は見かけましたが、感情面を具体的に表記したものに初めて出会えました(*´▽`*)
  • 漢方薬・中薬・生薬・中成薬? - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    漢方を勉強し始めると 中成薬であったり中薬だやったりという言葉を耳にすることがあるかと思います。 どう違うのと分からなくなってしまうこともあるかもしれません。 基的に漢方薬とは日で漢方医学に基づいて構成される、生薬の組み合わせで作られた薬のことを指しています。 ※生薬とは自然物(鉱物・動物・植物など)で漢方や中成薬の原料になるものや民間療法で使われるもの ※民間療法とは中医学や漢方医学のように理論体系ななしていないが経験上これに効果があると昔から言われているものを指します。 漢方は元々、中国大陸から入ってきた技術ですので、 元々の原典に書かれている構成が同じだったりすると、中国で出される中医学に基づいた生薬での薬と濃度などは違っても同じだったりします。 基的に中国で使われるお薬の方が濃いことが多く日の3倍量ぐらい使うのが一般的です。 この3倍量を使ったりするのは中国の病院などで生薬

    漢方薬・中薬・生薬・中成薬? - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
  • 脈が弱いときのとりかたのコツ - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    脈の弱い時の取り方のコツを聞かれたのでお答えしようかと思います。 基的に脈が弱いのはその人の特徴ですので脈を取りにくいのは悪いことではありません。 ですが人によって脈のルートが少しずれていたりする方もいますので、 初診時に脈がなかなか取れない場合は時間をかけてでも場所を把握しておくことが大切です。 場所が取れた後の弱い強いはその体調によるものだと考えるべきだと思います。 また軽く触れた時でもすぐわかる脈が強いのはすぐ分かると思うのですが、 軽く触った時軽く触った時は全く脈が分からないが 強めに押し込むと、しっかり脈が押し返してくることがあります。 これは脈が弱いのでなく脈が沈んでいると考えるべきです。 ですので脈をどれぐらいをした時にしっかりですので脈をどれぐらい押した時にしっかり押し返してくるかというのを指で感じるのが大切。 もちろん強く押しても軽く触っても常に脈が弱い方もいらっしゃい

    脈が弱いときのとりかたのコツ - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
    tokotokoarukuyo
    tokotokoarukuyo 2020/08/22
    ブックマークさせていただきます。お灸や漢方の先生は脈拍を蝕知してから色々身体の状態を言い当てて(?)くださるのですが、参考になりました。
  • 身体は季節の影響を受けやすい(春) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸

    東洋医学に五季という考えがあります 肝心脾肺腎それぞれの不調が出やすい季節のことです。 肝→春 心→夏 脾→長夏(日では梅雨)土用 肺→秋 腎→冬 まずは春に関して書きます。 春は急激に暖かくなります→陽が増す 陰陽のバランスを取るため必要な血・津液(陰)が増加しますがまだ追いついていないシーズン 肝の機能を正常に運営するための血・津液まで不足してしまいます。 そうすると肝の機能が空回りを起こして 肝気が高ぶってしまいます。 これがいらいらや精神の不調にもつながり 春はメンタル系の疾患が増える一要因になっているとも考えられます。 またそこまで行かなくてもぼーっとしてしまったりしての事故なども多くなりますね。 また空回りしてたかぶるタイプのばかりではなく不安感などを訴えられる方も多くいます。 これは元々の気質によるところも大きいと考えられます。 元々のテンションが高い人は理性が抑えられてし

    身体は季節の影響を受けやすい(春) - オックー@漢方(中医学)+鍼灸
    tokotokoarukuyo
    tokotokoarukuyo 2020/08/13
    勉強になります。季節ごとの不調が理解できていれば、対処法も準備できそう。
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