11月も終わりですな. いまとりあえず,出版社に企画が通った単著が1つ,出版社の編集さんと企画を練り中の単著が1つ,まだどこの出版社に出すかも決まっていないけど,共著者たちと企画を練り中の共著が1つ,いまどういう状況なのか私はよく知らない共著が1つあります. 企画が通ったのは,読者層を理系に絞った科学哲学の入門書.科学哲学も哲学らしく結構ヘリクツぽい議論が延々と続くのですが,その辺の議論の意義をなんとか理系の方にも納得してもらえるように書こうという. もう1つの単著もなぜか科学哲学の入門書で(だって向こうから依頼があったんだもん),これはごく一般の読者層をターゲットにして,既存の科学哲学入門書よりずっとレベルを下げて書きましょう,みたいな. で,いまどういう状況かよく知らない共著は応用倫理の教科書.阪大の共通教育の授業で使用するためのもので,たぶん出版社は大阪大学出版になるのではないかと.