キャブコンやバンコンなど、市販車をベースに架装するキャンピングカーは、クルマのカスタムの延長で簡単にできそうな気もするのだが、いざ自分の手で実現しようと思うと、公道を走るためには構造変更申請という山のような書類との戦いが立ちふさがってくる。 しかし、『Kトラハウス』ならそんな煩わしさとは無縁でキャンピングカーのDIYを楽しめる。仕組みは単純で、プレハブ住宅のような作りのキャンピングシェルを組み立て、軽トラの荷台に積む形だ。ボルトオンではなく、チェーンやベルトで固定する形なので、あくまでキャンピングシェルは“積み荷”扱い。車体を改造しているわけではないので、構造変更申請はいらないのだ。サイズも高さ1.8m、幅2.2m、奥行き1.4mと大人2人でも十分にくつろげるスペースが確保されている。 キットの内容物には、木材やアルミ複合板からできている床ユニット、壁ユニット、屋根ユニットに、引き違い窓、