※検索サイト等からいきなりこのブログにアクセスした方へ。ここには「我々団」もしくは「外山恒一」に関する詳しい情報はありません。公式サイトへ移動してください。 そういえば矢吹駆シリーズの最新刊(『吸血鬼の精神分析』というタイトルでの雑誌連載はもうとっくの昔に終わっていて、毎回登場する実在の思想家・哲学者をモデルにした重要サブキャラは今回ラカンらしい)ってまだ単行本化されてないのかなーと思って調べてみたら、まあそれはまだまだ先の話になりそうだとのことだったんだけれども、雑誌連載の形ではいつのまにかその次のやつ(『煉獄の時』というタイトルで、登場するのはサルトルらしい)まで発表済であることを知り、さらに驚いたことにはあの『国家民営化論』以来の本格的な(ミステリ小説分野以外の)長編評論『例外社会』ってのが今年に入って出ていることに今ごろ気づいた。 笠井潔さんが新刊『例外社会』 豊かさ失った現代考察