広島地検は11日、奈良少年院(奈良市)の次長で、広島少年院(広島県東広島市)の元首席専門官の向井義(ただし)容疑者(47)=奈良市秋篠町=を特別公務員暴行陵虐の疑いで逮捕し、発表した。 地検によると、向井容疑者は同少年院の首席専門官だった05年9月ごろ、当時16歳の在院少年の首にシーツを巻き付けて自分で絞めさせたうえ、遺書を書くように言い、さらに洗剤を混ぜてガスを発生させたポリ袋を少年に近づけ、吸わせようとした疑いなどが持たれている。向井容疑者は地検の調べに「洗剤を使ったことは認めるが、ほかはあまり覚えていない」と話しているという。 広島少年院では、在院少年に暴行を加えていたとして、法務教官4人が同容疑で逮捕、起訴されている。
日本教職員組合(日教組)が、昨年2月に予定していた「教育研究全国集会」(教研集会)の会場使用契約を一方的に解約して使用を拒否されたとして、「プリンスホテル」(東京都豊島区)に損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁は28日、日教組側の請求をすべて認め約2億9千万円の支払いと謝罪広告の掲載を命じる判決を言い渡した。 日教組は07年3〜10月、ホテルの宴会場の使用や、集会に参加する組合員らが宿泊する190室の宿泊契約を結んだ。しかし、ホテル側は同年11月、「右翼の街宣活動などで近隣に迷惑がかかる」として解約を主張し使用を拒否。日教組側が会場使用の仮処分を求め、東京高裁は使用予定日の2日前にホテル側の抗告を棄却する決定をした。それでもホテルは拒否を続けたため、51年に始まった教研集会で初めて、全体集会が中止される事態となった。
プロフィールバックナンバー 職業訓練を受けながら生活費がもらえる新制度2009年7月22日17時5分 国際労働機関(ILO)の調査では、日本には失業保険の給付を受けていない失業者が77%もいて、先進国中で最悪なのだそうです。アメリカでさえ57%、ドイツやフランスなどは10%台ですから、いかに日本の失業者対策が遅れているかがわかります。 そんな中、7月21日から、失業しても失業手当をもらえない人に対しては、職業訓練を受けることを条件に、給付金が支給される制度への申し込みが開始されています。 対象は、就業期間が短くて失業給付の対象にならずに失業保険がもらえない人や、すでにもらい終わってしまったけれど、まだ失業中という人です。 まず、ハローワークに行って、これから自分に必要な訓練の相談をし、具体的に訓練がスタートしたら、訓練中は、扶養家族がいる人は月12万円の生活費が、単身者は月10万円の生活費
長男に手紙を書くのに使おうと98円の消しゴムを万引きしたとして、常習累犯窃盗罪に問われた岐阜市に住む無職の被告の女(70)に対し、岐阜地裁は14日、懲役2年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。過去に盗みを繰り返していたための同罪適用で、宮本聡裁判官は「息子さんに連絡し、今後どう生活するか考えて」と説諭した。 判決などによると、女は万引きなどの前科がある。1月に刑務所を出所後、生活保護を受けてアパートで一人暮らし中、月に1〜2回、石川県の長男に「元気にやっている」と手紙を出していた。 手紙は鉛筆で下書きしており、「消しゴムがあれば便利」と思い、岐阜市のスーパーでポケットに消しゴムを入れたところを保安員に見つかり、現行犯逮捕された。 逮捕後もスーパーの店長や検察官、弁護人あてに「二度と悪いことはしない」などと手紙を書き、弁護人も公判で高齢であることへの配慮を求めたが、執行猶予は付かなかっ
文化祭で携帯電話について意見を交わす中学生と保護者=21日、神戸市須磨区、日吉健吾撮影 小中学校などで携帯電話を規制する動きが広がるなか、私立須磨学園中学・高校(神戸市須磨区、生徒数1574人)は来年度から、学校指定の携帯電話を導入する方針を決めた。制服や制帽にちなみ「制携帯」と名付け、有害サイトに接続できない設定にした上で、生徒に配布する。禁じるより正しい使い方を教えることが必要と判断した。 須磨学園は私有携帯の校内持ち込みを禁じていないが、電源を切って使わない決まり。制携帯の導入後もこのルールを変えない。制携帯については、授業で使う以外は同様の取り扱いにする。制携帯を用いた生徒間、生徒と教師間の通話料金は無料になる見通しだ。 制携帯を使った授業では、生徒に携帯をめぐる犯罪やトラブルにどういうものがあるかを調べさせ、予防策を考えさせる。音声機能を使って英会話を学んだり、自宅学習用の
「かんぽの宿」問題に端を発した鳩山総務相と日本郵政・西川善文社長の対立は、鳩山氏の辞任で幕を閉じた。ただ、「国民の財産の不当な安売り」という批判が、一定の支持を得たのは事実だ。混乱で西川氏の求心力は大きく低下した。所管官庁とのしこりも残った。 12日夕、西川氏は無言で東京・霞が関の日本郵政本社ビルを後にした。 元三井住友銀行頭取の西川氏が、当時の小泉首相に請われて日本郵政に入ったのは06年。07年秋の民営化以降、日本通運やスルガ銀行との提携や住宅ローンの販売、自前のクレジットカード業務など新規業務を矢継ぎ早に打ち出した。赤字運営だったかんぽの宿を昨年末、オリックス不動産に一括売却すると決めたのも民間流の「スピード経営」の一環だった。 それに異議を唱えたのが、鳩山総務相だった。民営化したとはいえ日本郵政は、政府100%出資の特殊会社。公的性格は強い。総額で約2400億円をかけたとされる
職員会議で挙手や採決を禁じた都教育委員会の通知の撤回を求めた都立三鷹高校の土肥信雄前校長(60)=3月で定年=が4日、退職後、非常勤教員に採用しなかった都教委の決定を「裁量権の乱用による報復」として、都を相手取り、約1850万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。 訴状によると、土肥さんは校長会やメディアなどで、「民主主義的な議論を奪う」などと都教委の通知の撤回を求める意見を述べた。その後、退職に先だって非常勤教員の採用に応募したところ、不合格となった。 土肥さん側は、非常勤教員の採用制度について、「教員として勤務してきた者であれば原則採用される」と指摘。懲戒処分を受けたこともない土肥さんが不合格となったことは「意見表明への報復」と主張している。 都教委人事部によると、今春の定年・勧奨退職者の非常勤教員への応募は790人で、768人が合格した。同部は「訴状を見ていないのでコメ
生徒数の減少などを理由に授業数を減らされ、雇用契約が更新されなかったのは違法な雇い止めだとして、大手予備校「河合塾」の非常勤講師だった熊本市の男性(54)が河合塾に地位確認や慰謝料などの支払いを求めた訴訟の控訴審判決が19日、福岡高裁であった。西理裁判長は「塾の理不尽な対応で、男性は精神的苦痛を受けた」と述べ、請求をいずれも棄却した一審・福岡地裁判決を変更し、河合塾に慰謝料350万円の支払いを命じた。 判決によると、男性は81年4月から25年間、1年契約を繰り返しながら福岡校などで勤務した。塾は05年12月、生徒数の減少や生徒からの評価の低迷を理由に、週7コマから4コマへの授業数削減を男性に打診。男性は塾側に06年度分の契約書を提出せず、05年度末で契約が終了した。 高裁判決は、授業数の減少で男性の収入は4割減になると指摘し、「塾のいささか理不尽な態度は、配慮にあまりにも欠けている」と
京都大に「雇い止め」された元非常勤職員らが大学構内で野宿しながら抗議活動を続けている問題で、大学側は24日、元職員2人と京都大学時間雇用職員組合を相手取り、土地の明け渡しを求めて京都地裁に22日付で提訴したと発表した。 大学側は訴えの理由として、一般の人の往来も多い場所の美観を損ねる▽野宿している百周年時計台記念館のクスノキは大学の「顔」で、イメージが低下する――などを挙げている。元職員と大学は京都府労働委員会で交渉を続けているが、解決のめどは立っていない。元職員側は「訴訟で争うかどうか検討中」としている。
茨城県ひたちなか市立勝田第三中学校(小田倉稔校長)で先月、教材費などの諸費用を滞納していた家庭の3年生3人が、卒業アルバムと文集を渡してもらえなかったことが分かった。うち1人は、いったん受け取ったアルバムを学校側に返還させられていた。 同校は「これまでの保護者に対する説明に至らぬ部分があり、生徒の心を傷つけて申し訳なかった」と話し、保護者側へ謝罪を始めた。 同校の説明によると、3月6日、4クラス計139人の3年生に卒業アルバムと文集、3年間の合唱祭を記録したCDの3点が、教室で配られた。 しかし、生徒の1人は同日の放課後、学年主任(54)に職員室へ呼び出され、担任(41)にすべて返すように言われた。アルバムには友人13人から寄せ書きをしてもらっていた。担任は「お母さんが取りにこないといけないから」と説明。生徒は帰宅後、母親から諸費用が未払いだったと知らされたという。後日、母親は「アル
全員が欠席ゼロの皆勤を達成した一宮商の1年D組 クラス全員、欠席させない――。千葉県立一宮商業高(一宮町)から県立勝浦若潮高(勝浦市新官)に1日付で赴任した鈴木幹男教諭(36)のモットーだ。一宮商で一昨年度担任した3年生、昨年度の1年生と2年続けてクラス全員1年間欠席ゼロを達成。勝浦若潮高でも「学校を休むな」と指導するという。 「社会に出ると、少しぐらい体調が悪くても仕事を休めない。学校で休まないことを身につけさせたい」 鈴木教諭は一宮商で05年4月からクラス担任となり、クラス全員が欠席しないことを目標に掲げた。病気になることはあり、実現はなかなか難しかったが、07年度の3年B組、08年度の1年D組で達成できた。 入学式のホームルームで生徒と保護者に「学校に来ることはみんな平等にできる。今日から始めよう」と呼びかけるのが恒例となった。1年D組では、入学式からまもなくして、頭が痛いの
26日に公表された、文部科学省の国立大学法人評価委員会による評価結果で、教育内容などに「不十分」「水準を下回る」と評定された各大学から不満の声が出ている。結果は、大学の財政基盤となる国からの運営費交付金の額に反映されるだけに、評価委に意見申し立てをした大学は22に上った。(杉本潔、葉山梢、編集委員・山上浩二郎) ◇ 香川大は、医学系研究科が教育方法、学業の成果、進路・就職の状況の3項目で「期待される水準を下回る」とされた。評価の根拠となる資料が足りなかったからだという。角田直人副学長は「訪問調査の時、資料を要求してくれれば対応したのに、要求がなかった」と憤る。 意見申し立ての場で不足資料を出そうとしたが、許されなかったという。「国家試験の合格率は常にベストテンに入るレベルで、自己評価では問題はないと考えている」と強調した。 三重大は業務運営で「達成状況が不十分」とされた。「外
京都大学の時計台記念館前の広場で非常勤職員2人がテントをはり、雇用期間を最長5年間と定めた規定の撤廃を訴えている問題で、大学側は23日朝、同日午前10時までにテントや立て看板類を撤去するよう命じる「最終通告」を2人に渡した。従わない場合は「断固たる措置」をとると警告している。 2人は「京都大学時間雇用職員組合」として大学に団体交渉を申し入れ、先月下旬から住み込み状態で「雇い止め」に反対している。 京大側は「施設管理上、再三撤去命令をだしたが原状復帰されなかったので、最終通告をした」と説明。テントには支援者ら約30人が集まり、一時緊迫した。
【エルサレム=井上道夫】イスラエル軍が昨年12月から約3週間にわたってパレスチナ自治区ガザを攻撃した際に、無抵抗の市民を殺害したとする兵士の証言が相次ぎ、国内で波紋が広がっている。軍は19日、軍警察に「作戦上や道徳上の問題」について調べるよう命じたと発表した。 地元紙によると、ガザから帰還した複数の兵士が2月、同僚らによる民間人殺害の実態を、入隊前に通っていた教育施設で証言。事態を重く見た施設の責任者が、軍上層部に「告発」したという。民間人殺害については、これまでもメディアや人権団体が住民の声として伝えてきたが、イスラエル兵の証言で明らかになるのは極めてまれだ。 19日付ハアレツ紙は、ガザ攻撃に加わった歩兵分隊長の証言を掲載。小隊がパレスチナ人家族を家の外に出す際、「右側へ進め」と指示したが母子3人は理解せず左側に進んだため、狙撃兵に射殺されたという。小隊は、この母子の移動が「問題ない
京大正門近くにテントを張り、ストライキを続ける非常勤職員の井上昌哉さん(手前右)と小川恭平さん(同左)=8日、京都市左京区 「私たちは5年で壊れる機械ではない」。京都大学の時計台記念館前の広場で、2人の非常勤職員が、雇用期間を最長5年間と定めた規定の撤廃を訴え、テントで寝起きしながら無期限ストライキを続けている。大学は規定通りに「雇い止め」を実施する立場を崩さず、主張は平行線をたどっている。(清川卓史) 大学正門を入ってすぐ。「首切り職員村」との横断幕を掲げたテントが登場して約1カ月になる。農学部図書室で、専門書のデータベース化作業などを担当する井上昌哉さん(37)と小川恭平さん(39)が「京都大学時間雇用職員組合」を結成し、先月下旬から始めたストの拠点だ。 コタツやゴミ捨て場で拾ったベッドを持ち込み、カンパの金や食材で自炊する。大学側は2人と団体交渉の予備折衝を続けるが、テントにつ
弁護士に依頼者が支払う報酬について、クレジットカードの支払いの是非を議論していた日本弁護士連合会は、19日の理事会で、引き続き各弁護士に自粛を求めていくことを決めた。各地の弁護士会から「仕事がビジネス化しかねない」などとする慎重な意見が多数出たためだ。 日弁連の弁護士業務改革委員会は昨年11月、「1回払い」ならあえて自粛を求めるべきではない、との意見書をまとめた。さらに、全国52の弁護士会などに意見を求め、賛成が大勢を占めれば、今年度中に「容認」の方針に改めることにしていた。 しかし、「支払いの繰り延べや分割払いなど利便性が強調され、弁護士の仕事がビジネス化しかねない」などの懸念が多数寄せられた。また、「カード利用を発端とした多重債務問題が解決していないうちに、カード会社と手を組むのはおかしい」(日弁連のある幹部)という慎重論も根強かった。 今回の決定を受けて日弁連が近く会員あてに送
入党したての若者らに語りかけるブザンスノ氏=パリ郊外、飯竹写す学生ら若者の姿が目立つ反資本主義新党(NPA)の設立大会=パリ郊外、飯竹写す フランス政界に、34歳の郵便局員が旋風を巻き起こしている。オリビエ・ブザンスノ氏。極左政党の大統領候補になったことから演説力が注目され、2月にイデオロギー色を薄めて出直した新党の顔として人気がさらに上昇した。世論調査では「サルコジ大統領の最大のライバル」。背景には左派支持層の期待に応えられない既成政党の姿が見える。 「サルコジ大統領は53%の得票率で当選しながら、政策といえば、たった7%の特権階級向けばかり」。パリ郊外で2月上旬に開かれた反資本主義新党(NPA)の設立大会で、黒いセーターにジーパン姿のブザンスノ氏は、前夜発表された大統領の金融危機対策への批判を展開した。 聴衆600人が見つめる。 「新たな5月革命が必要なのだ」。学生や労働者が変
【ソウル=牧野愛博】韓国で今月自殺した女性タレントの遺書に、酒やゴルフのほか、「性の接待」を強要されたと書かれていたことが分かり、社会の関心を呼んでいる。警察当局は遺書を本物と判断、実名が上った関係者を取り調べる方針だ。 女性タレントは、人気ドラマ「花より男子」(韓国版)に出演していたチャン・ジャヨンさん(29)。7日、ソウル市郊外の自宅で自殺した。 13日、韓国KBSテレビが「チャンさんの遺書」とする署名入りの紙片を公開した。「ゴルフや酒の接待を要求された」「接待相手から一晩一緒に過ごせと強要された」「部屋に閉じこめられて殴られた」などとあり、番組プロデューサーや広告主の企業幹部などの実名があった。 警察当局は17日、「筆跡は本人のものと一致する可能性が極めて高い」と発表。「犯罪にからむ事実関係を調べるため、名前が挙がった人物たちを取り調べる」としている。 一方、遺書を預かったチ
大音量で「子守歌」が鳴る防災無線のスピーカー=宮古市愛宕2丁目 岩手県宮古市内の防災無線から20年以上流れてきたシューベルトの子守歌が、今月いっぱいで中止になる。午後9時の時報がわりに鳴る曲だが、「うるさい」と苦情が増えたためだ。 「眠れー、眠れー」と歌うが、大音量だから、若い夫婦は「せっかく寝かしつけた子どもが起きて困る」、早朝の漁に備える漁師らは「寝たのに目が覚めてしまう」。とりわけ網戸にする夏場には苦情が殺到するという。 「あの音は生活にとけ込んでいる」との擁護論もあったが、市はこれ以上続けるのを断念。担当課は「多くの市民のやすらかな眠りのためには、しかたありません」。
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