クラブカルチャーシーンを最先頭で牽引してきた雑誌「remix」は昨2009年8月の発行分をもって突如「休刊」しましたが、その陰で、編集部員に対して3か月分の給料が未払いとなりました。 発行元である株式会社アウトバーンは、印刷代などの債務を先に支払い、本来税金の次に優先順位の高い給料(労働債権)を未払いにするという、会社の体面を従業員の生活よりも優先させる暴挙に出ていました。 この事態を受け、従業員有志はフリーター全般労働組合に加入。これにより約1か月分が支払われましたが残りは支払われませんでした。これに対し労働基準監督署は当然にも是正を指導。会社は労基署に対し、未払い給料の支払の計画書を提出しましたが、しかし会社はその計画をいきなり反故にしてきたのです。 その一方で会社は、旧来の従業員を排除して雑誌を「復刊」。すなわち、会社は未払い給料を支払わないだけでなく、それを要求した組合員を排