新銀行東京に関する議論を答弁で振り返る 2008年度予算を審議する東京都議会の予算特別委員会が3月11日火曜日から3日間にわたって開かれた。初日は午後1時から10時35分。2日目は午後1時から9時5分。そして最終日は、開始予定時刻を7時間遅れて始まり、日付をまたいで翌14日の午前4時20分までつづいた。「もめる都議会 午前4時」(東京新聞3月14日付夕刊)、「新銀行調査報告書 『全文公開』で対立」(毎日新聞3月14日付夕刊)と報じられた。僕はいま副知事という立場にあるから、新銀行について意見を述べない。予算特別委の質問と答弁、そして新聞報道から客観的に経緯をふりかえることにする。 さまざまなことを議論する予算特別委、「脚本資料館をつくろう」も議題 予算特別委員会では僕も副都知事として答弁した。自民党の三原まさつぐ都議からの質問だった。 「脚本家の市川森一氏が、脚本のアーカイブスを保