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2016年11月21日のブックマーク (3件)

  • オルタナ右翼とゲーマーゲートの関係 – mhatta's mumbo jumbo

    以前の記事でも書いたが、オルタナ右翼ことalt-rightに統一されたイデオロギーは存在しない。移民反対など、個々の政策でだいたい方向性が一致しているものはいくつかあるが、むしろ彼らが共有しているのは、ある種の「気分」のようなものだと思う。その気分とはようするに、「自分たちは不当に迫害されている」という思い、悪く言えばある種の被害妄想である。白人あるいは西洋の文化が多文化主義のリベラルによって脅かされている、と思う人はアイデンティタリアニズムを支持し、理性を愛する知的な人々が有象無象の愚民どもに抑圧されていると思う人は新反動主義に奔る。政治文化、メディアにおいてこうした様々な「迫害」の武器となっているのがポリティカル・コレクトネスで、ゆえに彼らはこれを極めて敵視するわけだ。また、ポリティカル・コレクトネスをものともせずに公の場で好き放題言い続け、それでも大統領候補にまでなったドナルド・ト

    オルタナ右翼とゲーマーゲートの関係 – mhatta's mumbo jumbo
  • レイシズム2.0としてのアイデンティタリアニズム

    しばらく前、「はっきり呼ぼう、alt-right(オルタナ右翼)はまごうことなきレイシストだと」(Call the ‘Alt-Right’ Movement What It Is: Racist as Hell)という記事がRolling Stoneのウェブサイトに掲載された。 確かに、オルタナ右翼の言動にはいわゆるレイシスト的要素が色濃く感じられる。その一方で少なからぬ数のオルタナ右翼が、自分たちはレイシストではないと主張してもいるのである。もちろん単なる詭弁、言い逃れという面もあるのだが、彼らの言い分を少し追ってみたい。 理解する上で鍵となるのは、「アイデンティタリアニズム」(Identitarianism)という思想ではないかと私は思う。オルタナ右翼の代表的な論客の一人であり、「alt-right」という語を考案したとされるリチャード・B・スペンサーは、自身をアイデンティタリアンだと

    レイシズム2.0としてのアイデンティタリアニズム
  • クリストファー・ラッシュ『エリートの反逆』 - martingale & Brownian motion

    1994年に亡くなったアメリカ歴史学者。彼の遺作ということらしい。 こののタイトルは、英語の原題の直訳そのままなのだが、ようするに、オルテガ・イ・ガセットの『大衆の反逆』をもじったものになっている。 オルテガの時代のスペインをどのように考えたらいいのか、難しいですけど、彼の基的な姿勢は、ポピュリズム批判であり、貴族主義=エリート主義、ということになるのだろう。 大衆的人間は自分が完全であると思う。選ばれた人間が自分を完全だた感ずるためには、とりわけ虚栄心が強くなければならない。自分の完全さを信ずることは、かれの体質には向かないし、かれの来の性格からは出てこない。そうではなくて、その信念は虚栄心から来るのであって、かれ自身にとっても、それは虚構の、幻想的な、疑わしい性質をもっている。 そこで、虚栄心の強い人は他人を必要とし、他人のなかに、自分について自分でもちたい観念の確証を求めるの

    tombi_dagaya
    tombi_dagaya 2016/11/21
    なんだこれ?悪いもの=左翼みたいな頭悪い文章だなあ / "現代は、知識人階層が、すべからく、左翼なんだと思う。"