インフルエンザのウイルスは日本人研究者の発見だという。ウイルス学者の山内一也さんが論文や著書の『ウイルスの意味論』などに忘れられた発見者をいわば発見した経緯を書いている▼「100年ほど前の医学雑誌『ランセット』に日本人の論文が出ているが…」。そんな問い合わせを米国の研究者から受けて山内さんが調べた。発見者は同姓の山内保(たもつ)という人で、当時流行中のスペイン風邪を研究し、ウイルスが原因だと突き止めたという▼従来は英国の研究グループが1933年に発見したとされてきた。実際はその14年も前に山内保が見つけていた。山内さんは「驚きと喜び」と書いている。ただ、そうした画期的な業績が、なぜか忘れ去られてしまった▼新型コロナウイルス感染症に対するアビガンの効果が、外国での治療例も含めて明らかになってきた。日本企業と大学が新型インフルのために開発した薬だ。ところが後発薬(ジェネリック)を中国がどんどん
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A子さん(32)は、従業員数約400人の中堅商社で営業事務をしています。新型コロナウイルス感染拡大を受け、国が緊急事態宣言を発令して以降、在宅勤務をしています。上司や同僚とはオンラインのビデオ会議システムで連絡を取っていますが、終業後に行われるオンラインの飲み会に困っています。 在宅勤務でもスムーズに業務をこなす A子さんは夫と4歳、2歳の子供との4人暮らしです。普段は2人の子供の保育園への送り迎えがあるため短時間勤務ですが、在宅勤務になってフルタイムで働いています。 もともとA子さんは、仕事とプライベートをしっかりと分けたいと考えています。上司や同僚とは仕事以外の付き合いを極力避け、職場で自分のことはほとんど話しません。そして仕事と子育てを両立するため、短時間勤務の時は残業ができない分、昼休みを削ったり、仕事のやり方を工夫したりして、効率的に業務をするようにしていました。
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