今後も発生するMEMCACHEDサーバーの悪用 当初よりインターネットの状況は改善されました。所有者はサーバーの数を約40,000まで削減しています。しかし、これらのMemcachedサーバーは継続して悪用されています。以下の図2は、Qihoo 360社のネットワークセキュリティ調査ラボが提供する世界のDDoS脅威の全体像に関する貴重な見解です。2018年5月~7月の期間、Memcachedは引き続きDDoS攻撃の大きな部分を占めていることがわかります。 図2:リフレクション攻撃で使用されるプロトコルの頻度 リフレクション攻撃(アンプ攻撃)の防御 リフレクションタイプのアンプ攻撃は、大容量のボリューム攻撃であるため、その検出は容易です。しかし、攻撃を緩和するということになると、攻撃がRFCの構造に準拠した正当なソースからの応答であるだけでなく、DNSやNTPなどユーザーが依存する機能を提供