すでにご存知かと思いますが、念のため、基礎的なことを、少し付け加えます。 ①「重ね巻き」と「波巻き」を説明している、「六角形」の集まりのような「図面」を見たことがあるはずです。モーターの中で回転する、円筒形の「電機子」の片側には、「整流子」と言う端子がついており、この整流子がある側を「前面」、反対側を「裏面」とすると、「図面」では、前面が下側、裏面が上側になっています。 ②電機子にはSLOTと呼ばれる「溝(みぞ)」が掘ってあり、溝の深さは、ワイヤが縦に2本(下側と上側)に、入る深さになっています。ワイヤを電機子に巻くときは、前面から裏面へ向かうワイヤは溝の上側になるように、逆に裏面から前面に戻ってくるワイヤは、下側になるよに、配置します。 ③「図面」では、巻きつけるワイヤに「番号」を付けますが、溝の上側のワイヤ=奇数、下側のワイヤ=偶数で呼びます。仮にSLOT=8 の場合は、ワイヤは合計=
分巻整流子電動機(ぶんまきせいりゅうしでんどうき、あるいは ぶんけんせいりゅうしでんどうき)は、電機子巻線と界磁巻線とが並列に接続されている電磁石界磁形整流子電動機である。 特徴[編集] 直巻整流子電動機や複巻整流子電動機と同じく、界磁巻線と電機子巻線に流れる電気が1つの電源から供給されるもので、用途は多岐にわたる。回転速度(回転数)の制御は、界磁巻線に流れる電流を加減する界磁制御で行う。 特性としては 回転数によるトルクの変化が小さい。 整流特性がやや悪い。 界磁制御による回転数の制御範囲が狭い。 速度制御・始動法[編集] ワードレオナード方式[編集] 交流電動機直結の直流発電機(電動発電機)の他励界磁制御により、電機子電圧の可変制御を行うものである。電動機の界磁制御に使用される可変電圧を、専用の直流電源を設けて供給するようにしたもの。構造が簡易で制御も容易であることから、直流電動機の発
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