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ブックマーク / chikuwablog.cocolog-nifty.com (1)

  • ミゲル・ニコレリス「越境する脳 ブレイン・マシン・インターフェースの最前線」早川書房 鍛原多惠子訳 - ちくわぶ

    霊長類の皮質によって形成される運動思考を記録、解読し、地球の反対側までも送信しようというのだ。こうして私たちは、思考をデジタル信号に変換し、もともと人間らしい動きをするようには設計されていない機械に人間のような動きをさせることができた。 まさにこの瞬間、身体によって課せられた境界から脳を解き放ち、仮想、電気、機械ツールを駆使して物理的な世界を制御する能力を脳に与える手段として、私たちのBMIが名乗りを上げた。ただ考えるだけでよいのだ。書は、こうした実験の詳細を紹介し、それによって脳機能にかかわる私たちの理解がどう変わったかを論じるものである。 【どんな?】 BMI、ブレイン・マシン・インターフェース。頭で考えるだけで、機械を操作する技術。それは既にSFの世界から、現実のものとなりつつある。書は、BMI研究の第一人者による、BMIの解説書だ。19世紀末からの神経科学の歴史を辿り、その二

    ミゲル・ニコレリス「越境する脳 ブレイン・マシン・インターフェースの最前線」早川書房 鍛原多惠子訳 - ちくわぶ
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