「ミクロの決死圏」という映画がありました。 日本でも1966年に公開されたアメリカ映画。 私もうっすらと観た記憶があるのですが、その後もアニメなどで繰り返し扱われてきたテーマといえるでしょう。 それがいよいよ現実になろうとしているのです。 それも、映画では1時間がリミットだったものが、がんからアルツハイマーといった幅広い病状に対して、発見から治療までを行なってしまうという、まさに夢のような話です。 それも、ミクロではなくナノというサイズで、身体への侵襲をほとんどないという優れもの。 この「体内病院」と名付けられた高分子ミセルの研究開発を主導する川崎市産業振興財団・ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)の片岡一則センター長(東京大学名誉教授・特任教授)のインタヴューがこちらです。 もうすぐ実現、「体内病院」の衝撃! ――体内を自由に駆け巡り、検査・診断・治療までしてくれる究極のナノマシ