Home観る映画「きみへの距離、1万キロ」はグリムとディズニーとジブリとタチコマへのオマージュが詰まっていた #キミキョリ 映画「きみへの距離、1万キロ」を観てきました。 監督はキム・グエン。2012年公開(日本では2013年)の「魔女と呼ばれた少女」でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートして一躍脚光を浴びることになった、カナダの新鋭。 名前から想像できるかもしれませんが、彼は父親がベトナム人で、カナダ人の母親とのあいだに育ったミックス。それが彼の作品に色濃く反映されています。 「きみへの距離、1万キロ」でも、北アフリカの砂漠地帯とアメリカ・デトロイトの2つの地点を舞台に、1万キロという物理的な距離を感じさせない設定のなかで人間関係を描いていくという、時空をミックスする独自の世界観で“出逢い”を描こうとしていたのではないでしょうか。 さて、あらすじは公式サイト(映画「きみへの距離、1万キロ