自衛隊と中国人民解放軍の若手幹部による「日中佐官級防衛交流」事業を主催する笹川日中友好基金の笹川陽平運営委員長は１９日、沖縄・尖閣諸島の国有化を理由に中国側が今年の代表団訪日を見送ったことを受け、「政治問題に惑わされるなら民間主導の防衛交流の意味はない」として、交流事業そのものを廃止すると発表した。　事業は平成１３年に始まり日中約３３０人の若手幹部が相互に訪問した。笹川氏は「こういう時期だからこそ民間が入った交流に意味があった。信頼の糸が切れ断腸の思いだ」と語った。

２１日午前１０時２５分ごろ、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで、自動車レース「スーパー耐久シリーズ２０１２」にドライバーとして出場していた東京都新宿区の会社員中嶋修さん（５４）が、走行中にコース脇のフェンスに衝突し、頭を強く打って死亡した。観客やほかのレーサーにけがはなかった。 　鈴鹿署や同サーキットを運営するモビリティランドによると、中嶋さんが出場したのは、１周５．８キロのコースを１時間で走る総距離を競うレース。レース用の改造車４９台が出場し、中嶋さんは１０周目の第１コーナーにさしかかったところで曲がりきれずに左側のフェンスにぶつかったという。 　中嶋さんは国内レースに数多くの出場経験があるベテランレーサーだった。モビリティランドの担当者は「コースの路面がほかの車のオイルでぬれていた可能性もあり、コーナーを回りきれずにスピンしたのではないか」と話している。 続きを読むこの記事の続きをお読みい