台湾のインディースタジオのRed Candleは、6月8日に同スタジオの名作ホラーアドベンチャー『還願 DEVOTION』の限定パッケージ版を台湾でリリースすることをFacebook上でアナウンスした。本作は2019年初頭にリリースされた作品で、台湾の80年代を舞台としたホラーアドベンチャーゲーム。短い作品ながらもそのビジュアル、演出、ストーリーテリングで高く評価され、筆者によるIGN JAPANのレビューでは9.8点のスコアを獲得している。 しかしながら、その後、中国の習近平を揶揄する文言がゲーム内のオブジェクトに発見され、中華圏で論争が巻き起こった。結果、わずか1カ月も経たずに本作はSteamなどのストアから引き上げられ、その後に修正やアップデートをするという開発からのメッセージとともに消息を立っていた。