横浜市は、今月ベトナムから帰国した市内に住む40代の男性がはしかと診断されたと発表しました。横浜市内で感染が確認されたのはこれで2例目で、市は症状が疑われる場合は、事前に医療機関に連絡したうえで受診するよう呼びかけています。 市によりますと、はしかと診断されたのは市内に住む40代の男性です。 今月9日にベトナムから帰国したあと、18日に倦怠感があり、その後、発熱や下痢、せきなどの症状が出て25日、市内の医療機関を受診しました。 男性は27日、はしかと診断され、自宅で療養していて、快方に向かっているということです。 男性は、今月18日に厚木市内の飲食店で食事をしたほか、23日に羽田空港の到着ロビーを訪れていて、不特定多数の人と接触した可能性があるということです。 横浜市内ではタイから帰国した20代の女性が25日、はしかと診断されましたが、2人の行動エリアや時間に接点がないことから、関連はない
台湾の沿岸警備当局は25日、中国人が乗った貨物船が台湾本島と離島を結ぶ海底ケーブルを損傷させた疑いがあると発表し、中国が先月に続いて武力攻撃に至らない、いわゆるグレーゾーンの手法で関与した可能性を排除できないとしています。 台湾の沿岸警備を担当する海巡署は、トーゴ船籍の貨物船が台湾南部の海域で今月22日から25日未明までの間に、台湾本島と台湾海峡に位置する澎湖諸島を結ぶ海底ケーブルを損傷させた疑いがあり、捜査していると発表しました。 海巡署が台湾の通信会社からの通報を受けて現場の海域に到着したところ、貨物船がいかりを下ろしていたことなどから台湾南部の港に移動させ、調べを進めているということです。 海巡署は、ケーブルの損傷について「人為的な破壊か単純な事故なのかは今後の調査で明らかになる」とする一方、貨物船が中国と関わりがあり、8人の乗組員全員も中国人であるため、中国が武力攻撃に至らない、い
「生きた化石」と呼ばれる魚、シーラカンスが群れをなしている様子をNHKの取材班が撮影し、繁殖につながる可能性のある行動を捉えることに成功しました。シーラカンスの繁殖行動はこれまで謎に包まれていて、専門家は生態に迫る貴重な映像だとしています。 シーラカンスは、およそ4億年前の魚の化石とほとんど変わらない姿をしていることから「生きた化石」と呼ばれ、いまもアフリカとインドネシアの近海で生息していることが確認されていますが、主に水深100メートルより深い海に生息し、個体数も少ないため、詳しい生態はほとんどわかっていません。 NHKの取材班は去年8月、インドネシアのスラウェシ島の沖合で、国内外の研究者による調査チームとともに潜水艇に乗り込み、高精細な8Kカメラで撮影を行いました。 調査では、水深およそ160メートル付近で1匹のシーラカンスを見つけ、3台の潜水艇でかわるがわる観察し続ける「72時間連続
スーパーで買い物をするたびにため息が出る人も多いのではないでしょうか。 コメも、野菜も、コーヒーも値上がりが続いています。 ごちそうの代表格=「牛肉」も例外ではありません。 「高くてなかなか手が出ない」という消費者の節約志向が今、さまざまな現象を引き起こしています。 (経済部記者 斉藤光峻) 焼き肉店が… 民間の調査会社「帝国データバンク」が毎月まとめている倒産集計。 倒産の件数だけではなくさまざまな切り口で分析した調査・レポートも出ていますが、この中に「焼き肉店」の動向を取り上げた調査がありました。 焼き肉店の倒産は2019年の年間26件というのがそれまでの最多件数でした。2024年は9か月間の集計にもかかわらずその件数を超えています。さらに調査の対象は「1000万円以上の負債を抱えて法的整理の手続きをとった件数」なので、個人営業など小規模な店舗も含めると件数はさらに増えている可能性があ
ミャンマーで特殊詐欺に加担させられたとみられ、その後保護された男子高校生が、詐欺グループの拠点から通信アプリで家族に位置情報を送るなどして助けを求め、家族が隣国のタイの大使館に連絡したことをきっかけに保護につながったことが関係者への取材で分かりました。 愛知県の16歳の男子高校生は、ミャンマーにある拠点で特殊詐欺に加担させられたとみられ、今月隣国のタイで保護されて帰国しました。 関係者によりますと今月の深夜、高校生から家族に対し、通信アプリで「ミャンマーにいる」「助けてほしい」などと連絡が入ったということです。 詐欺の拠点の位置情報も送られてきたため、家族が隣国のタイの大使館に連絡したところ、タイの当局に伝わり、まもなく男子高校生は解放されました。 高校生は国境の川を小舟で渡って、タイ側にたどり着いたところで保護されました。 関係者によりますと高校生は詐欺グループから「日本円で100万円を
国にうその申請をして新型コロナの給付金をだまし取ったとして、東京で中華料理店を営む中国人の会社社長が、警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは、東京 六本木などで中華料理店を営む会社の社長、徐耀華容疑者(62)です。 警視庁によりますと、新型コロナの影響で会社が休業したことにともなう手当を受け取れていないといううその申請を社員にさせて、2022年までの2年間におよそ370万円の給付金を国からだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。 会社が休業した時期は実際にはありませんでしたが、警視庁は徐社長が、複数の社員にうその申請を指示して、給付金を受け取らせていたとみて捜査しています。 社長の認否については明らかにしていません。
アメリカの投資ファンドは、フジテレビの親会社に対し企業統治に欠陥があると指摘した上で、取締役相談役を務める日枝久氏の辞任を求める書簡を送ったことを明らかにしました。 アメリカの投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」は3日付けの書簡を公開し、この中でフジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスの企業統治に欠陥があるとして、「こうした構造を早急に見直さなければスポンサーや協力者は戻ってこないだろう」と指摘しました。 そして、長年、グループの経営に関わってきた日枝久取締役相談役について、「取締役会に対して絶大な支配力と影響力がある。今回のスキャンダルで企業統治が完全に機能不全に陥っていることが明らかになった」として、辞任するよう求めています。 さらにフジ・メディア・ホールディングスに対して、取締役会の過半数に独立した社外取締役を任命することなども要求しています。 このファンドは関連す
スマートフォンなどの位置情報の精度を高める日本版GPS衛星「みちびき」が、2日午後、鹿児島県の種子島宇宙センターからH3ロケット5号機で打ち上げられ、予定の軌道に投入されて打ち上げは成功しました。 日本版GPS衛星「みちびき」を載せたH3ロケット5号機はメインエンジンなどに点火され、2日午後5時半、ごう音とともに種子島宇宙センターの発射台を離れました。補助ロケットやロケットの1段目などを切り離しながら上昇を続け、およそ29分後に衛星を予定の軌道に投入して打ち上げは成功しました。 ロケットに搭載された「みちびき」は、GPSのような位置を特定する機能を持つ人工衛星で、現在は日本付近の上空で4機体制で運用されていて、スマートフォンなどの位置情報の精度を高めるために使われているほか、電波が通じない場所での緊急地震速報の配信などにも役立てられています。 政府は今回の衛星を含む3機を新たに打ち上げ、現
アメリカのトランプ大統領は1日、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を、中国には10%の追加関税を、それぞれ課す大統領令に署名しました。課税の開始はいずれも2月4日からで、アメリカに流入する不法移民や薬物などを食い止めるための措置だとしています。 目次 トランプ大統領「安全確保が大統領としての責務」 カナダ トルドー首相 米に25%の関税課す報復措置へ ホワイトハウスは、トランプ大統領が1日、カナダとメキシコからの輸入品に対して25%の関税を課すとともに、中国には10%の追加関税を課す、大統領令に署名したと発表しました。 いずれも課税の開始は2月4日からで、アメリカへの不法移民を阻止し、フェンタニルなどの薬物が流入することを食い止めるためだとしています。 この措置は、国家安全保障や経済の面などで「異例かつ重大な脅威」がある場合、大統領が緊急事態を宣言すれば、輸入や輸出などに規制をかけ
中国の「ディープシーク」が開発した生成AIをめぐり、平デジタル大臣は、個人情報の取り扱いなどの懸念が払拭(ふっしょく)されないかぎり、各省庁での利用を控えるよう注意喚起を行いたいという考えを示しました。 中国のスタートアップ企業「ディープシーク」が開発した生成AIをめぐっては、個人データの収集などに関する情報の開示が不十分だとして欧米を中心に警戒感が広がっています。 こうした中、平デジタル大臣は沖縄県名護市で講演し「個人情報がきちんと保護されるのかが問題だ。利用者の個人情報を守るという観点から必要があれば、個人情報保護委員会が対応すべきだ」と指摘しました。 そのうえで「データの保護という観点で懸念が払拭されるまでは、公務員が使うのは控えるか、使うのであれば留意すべきだ。今回の生成AIにどう向き合うか、できることをやっていきたい」と述べ、各省庁に対し、NISC=内閣サイバーセキュリティセンタ
生成AIの開発を手がける中国のスタートアップ企業、「ディープシーク」について、イタリア当局は、個人データの収集などに関する情報の開示が不十分だとして、イタリア国内におけるデータ処理を制限し、調査を始めたと発表しました。 「ディープシーク」の生成AIをめぐっては、アメリカ・ホワイトハウスの報道官が28日、NSC=国家安全保障会議が安全保障面での影響について調査していると明らかにしました。 こうした中、イタリアの情報保護当局は30日、「ディープシーク」について、イタリア国内でのデータ処理を制限するとともに、調査を始めたと発表しました。 当局は「ディープシーク」に対して、収集している個人データの内容や目的、中国にあるサーバーにデータを保存しているかどうか、さらに、生成AIに学習させるためにどのようなデータを利用しているのかなどについて情報の開示を求めていましたが、会社側の対応は「全く不十分だった
タレントの中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたなどと週刊誌で報じられたことをめぐり、明治安田生命や日本生命、トヨタ自動車、NTT東日本が自社のコマーシャルの差し止めや差し替えを相次いで明らかにしました。 フジテレビでコマーシャルの放映を見合わせる動きが企業の間で急速に広がっています。 タレントの中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたなどと週刊誌で報じられたことをめぐり、フジテレビは17日、問題を指摘されてから初めて港浩一社長が記者会見を開き、第三者の弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げる方針を明らかにしました。 こうした中、明治安田生命は当面、フジテレビで放映している自社のコマーシャルを差し止めると発表しました。 理由について会社は「フジテレビをめぐる一連の報道内容などを総合的に勘案した」としています。 また日本生命が、19日にスポンサー
警察庁などが日本の安全保障の情報を扱う省庁や民間企業などを狙ってサイバー攻撃を仕掛けたグループに中国が関与している疑いがあると発表したことについて、中国外務省は「攻撃対象や手法だけを根拠に判断するのは無責任だ」と主張しました。 警察庁などは8日、「ミラーフェイス」と呼ばれるサイバー攻撃グループが2019年から去年にかけて日本の外務省や防衛省、情報通信や半導体を扱う民間企業などを標的にサイバー攻撃を行い、使われたマルウエアなどの分析から中国の関与が疑われることが判明したと発表しました。 これについて、中国外務省の郭嘉昆報道官は9日の会見で、「攻撃対象や手法だけを根拠に判断するのは専門性に欠け、無責任だ」と主張しました。 そして、一部のアメリカの同盟国がアメリカと協力して中国に関する虚偽の情報を広めているとした上で、「各国には、事実に基づいて客観的かつ公正な姿勢でサイバーセキュリティー問題に取
10日、東京 町田市の法政大学のキャンパスで女子大学生がほかの学生をハンマーで襲い、8人がけがをした事件で、大学生は教室の前方の席から最後列まで移動して、次々に学生を殴っていたことが警視庁への取材で新たに分かりました。学生の一部は殴った大学生と面識がないなどと話しているということで、警視庁が詳しく調べています。 10日午後4時前、東京 町田市の法政大学の多摩キャンパスで、授業を受けていた学生8人がハンマーで殴られ、頭や手に軽いけがをしました。 この事件で警視庁は韓国籍で、大学の社会学部2年生のユ・ジュヒョン容疑者(22)を傷害の疑いで逮捕しました。 警視庁によりますと、当時は経済についての授業中で、容疑者は教室の前から3列目の席に座っていましたが、授業が始まってから10分ほどたったころいきなり立ち上がり、最後列まで移動して横並びに座っていた学生たちの後頭部などを次々殴っていたことが警視庁へ
10日午後、東京・町田市の法政大学の多摩キャンパスで、22歳の女子大学生が複数の学生をハンマーで殴り、8人がけがをしましたが、いずれも意識はあるということです。 警視庁は女子大学生を傷害の疑いでその場で逮捕し、詳しいいきさつを調べています。 10日午後4時前、東京・町田市の法政大学の多摩キャンパスで大学の職員から「学生がハンマーを振り回してけが人が出ている」と通報がありました。 警視庁によりますと、キャンパスの4号館の教室内で複数の学生が頭や体をハンマーで殴られ、8人がけがをしましたが、いずれも意識はあり、会話ができる状態だということです。 警視庁は、ハンマーを振り回したこの大学の社会学部に通う22歳の女子大学生を傷害の疑いでその場で逮捕しました。 当時は授業中で、調べに対し、「グループから無視されてうっぷんがたまり、学校にあったハンマーで殴った」などと供述しているということです。 警視庁
10日午後、東京・町田市の法政大学の多摩キャンパスで、22歳の女子大学生が複数の学生をハンマーで殴り、8人がけがをしました。いずれも意識はあるということです。 警視庁は、女子大学生を傷害の疑いで逮捕し、詳しいいきさつを調べています。 10日午後4時前、東京・町田市の法政大学の多摩キャンパスで大学の職員から「学生がハンマーを振り回してけが人が出ている」と通報がありました。 警視庁によりますと、キャンパスの教室内で複数の学生が頭や体をハンマーで殴られ、8人がけがをしましたが、いずれも意識はあり、会話ができる状態だということです。 警視庁は、この大学の社会学部に通う自称、韓国籍で東京・八王子市に住むユ・ジュヒョン容疑者(22)を傷害の疑いで逮捕しました。 当時は授業中で、調べに対し、「グループから無視されてうっぷんがたまり、大学にあったハンマーで殴った」などと供述しているということです。 警視庁
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