2020年東京五輪・パラリンピックの主会場、新国立競技場の建設計画が見直しになった問題で、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は18日、英国セントアンドルーズで「IOCの関心は競技場のデザインではなく、機能的な競技場が準備されるかだ。見直しで最新鋭の競技場が妥当な金額で造られることになると思う」と述べ、見直しに理解を示した。 バッハ会長が主導して昨年末にまとめた中長期の五輪改革プラン「アジェンダ2020」では、五輪のコスト削減や既存施設の利用を掲げる。バッハ会長は、横浜国際総合競技場など別施設の利用を否定した上で「新国立競技場を造ることは日本政府が決めたこと。この見直しによるコストカットは、アジェンダ2020に合致する」と話した。 19年のラグビーワールドカップに間に合わなくなった工期については「五輪本番までに間に合うことは疑いはない」と話した。(英セントアンドルーズ=河
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