IoTをゼロベースで考えるの第20回は「機械学習」と「ディープラーニング」についてだ。 この言葉、IoTや人工知能の話題ではよく出てくる言葉だが、きちんと説明するのはとても難しい。私も以前聞かれた時とても曖昧な答えしかできなかったので、整理してみる。前後半にわけて解説し、第一回は機械学習についてだ。 機械学習と切っても切り離せないのがインターネットの普及だ。Googleができたのが、1998年、データマイニングの研究が盛んになったのも1998年ということで、このあたりから機械学習の研究は大きく発展したということだ。 機械学習の概念を簡単にいうと、「意味は特に考えず、単に機械的に、正解の確率の高いものを当てはめていく」やり方だ。例えば、翻訳の世界でいうと、「英語でこういう単語の場合は、日本語ではこの単語で訳される場合が多い」「英語でこういうフレーズの時は、日本語ではこういうフレーズで訳される
2016年は人工知能(AI)の分野にとって重要な年となるだろう。 たしかにネガティブなニュースが報じられることもあるが、人工知能という技術がまだ私達の生活の中では曖昧な存在で、不安・恐怖感を不必要に増幅させてしまっているからだ。むしろ人工知能技術がいかに私たちの生活を豊かにするか、いかに「新しい仕事を創り出して」くれるのか、そうしたポジティブな利点に注目するべきだろう。 歴史を振り返っても、新しい技術で人々の仕事内容が大きく変化する時、無くなる仕事は創造性が低いものであり、創造性の高い仕事が新たに創り出され、人々はより創造性の高い仕事にフォーカスができる--ということを繰り返している。 米国タイム誌が公表した、2016年の人工知能の動向に関する5つの予測を見ていきたい。 人工知能を活用した発明が爆発的に増加するだろう 人工知能は主流テクノロジーになりGoogleやFacebook、Amaz
Apple CarやGoogle Carといった自動運転機能搭載の「自動走行車(ロボットカ―)」の開発が進む中、来るべきロボットカーラッシュに備え、英大手自動車保険11社が「自動走行車保険組合(The Automated Driving Insurer Group)」を結成。販売開始後に起こりうる主要問題についての協議を開始したことが、英テレグラフ紙など複数のメディアにによって報じられた。 ロボットカーでの事故は誰の責任に? AvivaやAXA、チューリッヒなどの大手保険会社が名を連ねる「自動走行車保険組合」は、英国保険業協会(ABI)と自動車研究会社ザットチャーム・リサーチの主導のもと、「保険と賠償責任」という観点に重点を置いて問題を特定し、政府との提携も通して英国におけるロボットカ―の利用実現に向けて取り組んでいくという。 現時点で焦点になっている問題として、「ロボットカ―による事故の
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