IoT化によって「モノ」を売るビジネスから「コト」や「サービス」を売るビジネスへの移行が起こっています。ここでいう「サービス」とは、IoTの中でもモノと連携したアプリケーションやWebサービスを指します。モノだけでは製品の差別化が困難となり、サービスを提供することで付加価値を上げる必要があります。 最終回となる第4回では、第1回から第3回までを総括して、IoTの製品開発における4つのポイントを紹介します。 (1)ネットワーク技術の選択 (2)売り切りからストックモデルへの転換 (3)IoTのサービス作りをどのように取り組むか (4)アジャイル開発〜失敗を恐れずにとにかくやってみる ネットワーク技術に何を選択すべきなのか IoT機器を作る際に、必要になるのが通信モジュールです。IoTの中では「モノ」のセンサーデータを取得することや、遠隔から操作すること、最新のファームウェアに更新することなど