「12人の怒れる男」を現代を舞台に再映画化するなら、女性と非白人の陪審員を入れることは必須だろうし、当時を舞台に再現するなら、「12人全員が白人男性であることの意味」をきちんと表現しなければならないだろう。でもそれは、当時の映画としての「12人の怒れる男」の価値を何ら損なわない。
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:黄身なしゆでたまごを作って白身に感謝したい 界隈いちの中華食材スーパー 街は相変わらずの雰囲気 街頭で配られている新聞も、こんなの そのスーパーは、北口から歩いてすぐのビルのなかにあります。 「友誼商店」というのがそれ ビルの入り口 看板に、「4F 中国食品 友誼商店」とありますね。 界隈には中国食材を買えるお店がちらほらありますが、規模がいちばん大きいのは間違いなくここでしょう。雑居ビルの4階ということで、知らないと入るのになかなか勇気がいる雰囲気ですが。 ちなみにその下に「友誼食府」という表示もあり、以前はなかったものなので、これがフードコートのことだと思う。それぞれ「ゆうぎしょうてん」「ゆうぎしょくふ」と読むようです。 店内へ か
合流新党の「立憲民主党」の枝野・新代表は、新党の役員人事で、幹事長に、福山哲郎参議院議員を、政務調査会長に、代表選挙を争った泉健太衆議院議員を、国会対策委員長に、安住淳衆議院議員を起用する意向を明らかにしました。 それによりますと、幹事長に、合流前の立憲民主党で幹事長を務めてきた福山哲郎参議院議員を、政務調査会長には、合流前の国民民主党で政務調査会長を務め、新党の代表選挙を争った泉健太衆議院議員を起用します。 また、国会対策委員長には、前の立憲民主党でも国会対策委員長を務めてきた安住淳衆議院議員を、代表代行兼選挙対策委員長に、前の国民民主党で幹事長を務めてきた平野博文衆議院議員を起用する方針です。 新しい立憲民主党の幹事長に起用される福山氏は58歳。 参議院京都選挙区選出の当選4回で、民主党政権では菅内閣で官房副長官を務め、当時の枝野官房長官とともに東日本大震災の対応に当たりました。 3年
京都朝鮮第一初級学校(京都市南区、閉校)をおとしめる発言をしたとして、名誉毀損(きそん)罪に問われ、一審で罰金50万円を言い渡された「在日特権を許さない市民の会(在特会)」元幹部の男(51)の控訴審判決が14日、大阪高裁であった。長井秀典裁判長は、元幹部の男の控訴を棄却した。判決を受け、被告側は上告する方針を示した。 【写真】朝鮮学校を取り囲む在特会 一審判決を受けて検察側が控訴しなかったため被告発言が差別かどうかは控訴審の争点にならず、争点は「この朝鮮学校は日本人を拉致した」などとする被告の発言において、「朝鮮学校」が具体的に京都朝鮮第一初級学校を指していたのかどうかだった。被告側は、大阪にあった朝鮮学校の関係者が拉致事件に関わったという報道などを元に、「一般的な朝鮮学校を指して発言した」などと主張し、名誉毀損罪には当たらないとしていた。 判決は、かつて京都朝鮮第一初級学校があった場所の
批評・評論・研究と社会運動が悪魔合体した結果かなあ、と思ってる。 批評や評論、あるいは研究の領域では、「俺がジャッジだ」でいいんだよね。「この作品にはこれこれこういう問題がある」というのを、あくまで個人の批評や評論や研究として、審美的な基準から行う分にはなんの問題もない。 だからオタク同士の会話で「今となってはあの描写古いよねえ……」みたいにつぶやく分には、何も問題にされないんだよな。新聞の書評欄とか、あるいは「気鋭の学者によるラノベレビュー○○選!」みたいな場だったら、「ちょっと性差別的なのはどうかと思うんだけどー」みたいなこと言っても別に問題にならないでしょ。 レビューとか評論というのは多少厳しいことを書いてもなんならボロクソにこき下ろしたりしても問題ない、なぜならそれは個別の作者による個々の作品の批判であって特に実際の権力のあるものではなく、「文芸」とか「ラノベ」とか「オタク界」とか
「二次創作をすること」ではなく、見たり読んだりする方である。 なんでハマったかというと、Twitterに流れてきた二次創作がすごく面白かったから。 ちなみに原作の方は、見たことあったし読めるとは思ったけど、単行本を欲しいと思うタイプの作品ではなかった。 キャラクターも、原作よりオタクフィルターを通した二次創作の方が肌に合った。 原作の展開にオタクが右往左往狂喜乱舞七転八倒してるのが面白いし、オタクのツイート読んでるのがサイコー楽しい。 改めて、自分根っからのオタクなんだなって思う。 しかし、この「原作ではなく二次創作にハマる」というのは、反則というか、邪道というか、大っぴらには言えない感じがある。 だって、通常二次創作をする人たちが当然楽しんで読んでる原作を、「二次創作を楽しむための参考書」みたいにとらえているからだ。 多分だけど、どんなドエロい妄想を垂れ流してる二次創作でも、原作を「二次
奢り奢られ論争がよく話題になるけど、ひとつ言えそうなことは、デート代の支払いを男性に期待する意識が強い女性は、将来的な離反可能性が高いですので、男性が女性を見定めるときに参考になりそうだということです。 https://t.co/4moix16PGF
炎上に関して新たに書くことは、できる限りしたくないと思っていました。関わった人たちだって十分に悩み考えているだろうし、少なくともそのカサブタをはがすような行為はしたくないと考えています。 ただ最近の「カネボウ」と「ロリエ」の流れをみて、どうしても書いておきたいことがでてきてしまいました。それはタイトルの通りなのですが「炎上するから」というような理由で、企業やブランドがメッセージを発信することをやめてしまうのではないか、という懸念が大きくなったからです。 まずこの「カネボウ」と「ロリエ」の広告がとても残念だと思ったのは、「本当に伝えたかったこと」とまったく別の印象と解釈を与えてしまう広告になっていたという点です。どちらもプロジェクトや思想そのものは、とてもすばらしいものだったと今も思います。 カネボウは、第一弾から観てもらえればわかると思うのですが、「それぞれの個の化粧の自由」やその価値を追
リーディングテック株式会社は「安倍首相辞任に係る世論調査」の結果を公表しました。 本調査は全国の18歳以上の男女を対象として行われ、計1,046の有効回答を得ました。 最も評判の良かった政策は「新元号『令和』」、悪かったのは「桜を見る会」 安倍首相「辞任しないでほしかった」50.2%、「辞任してよかった」49.8%。若い世代ほど「辞任しないでほしかった」が多い 次の首相は「菅義偉(官房長官)」が最多の25.6%。特に若い世代から支持 最も評判の良かった政策は「新元号『令和』」、評判の悪かった政策は「桜を見る会」 安倍政権が行った政策それぞれについて「評価する」「評価しない」の2択で尋ねました。 その結果、最も評価されている政策は「新元号『令和』」で、「評価する」との回答が87.1%に上りました。 その次に評価されている政策は「トランプ政権との関係構築」で、75.0%の回答者が「評価する」と
安倍政権を支えた「言論文化」 2020年8月28日、2012年12月に政権を民主党から奪還した自民党政権において、一貫して自民党の総裁、そして内閣総理大臣を務めた安倍晋三首相が辞任を表明しました。 安倍が首相を務めている間、雇用指標や株価などは上昇を続けましたが、他方で森友学園・加計学園問題に代表されるような身内への利益誘導や、「悪夢の(ような)民主党政権」を連呼することによって自分の正当性を担保するような姿勢、そして主要閣僚の、とりわけ「森友(モリ)・加計(カケ)」問題以降に顕在化した記者や市民を見下すような態度などが批判されてきました。 さらに言うと、安倍政権においては、稲田朋美が防衛大臣を辞任するきっかけとなった防衛省の日報問題や、厚生労働省における障碍者雇用の「水増し」問題、そして利益誘導が指摘されていた「桜を見る会」をめぐる公文書の取り扱いなどといった、政権運営の根本に関わる問題
先日、関西に行ったわけです。アパホテルをネット予約したら1泊3500円で「めっちゃ安い!」と思っていたのですが、チェックインの際に、フロントスタッフに「申し訳ありません。これはGO TOキャンペーン対象の価格でして東京在住の方は利用できないのです」と伝えられました(1/2)
「ケアルガ」の発音は「背脂」か「カニ玉」か――という質問がTwitterで話題になり、トレンドにも「ケアルガ」が入る事態となっています。え、「カニ玉」のイントネーションでしょ……? トレンドにも「ケアルガ」 「ケアルガ」はゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズでおなじみの魔法。「ケアル」の強化版で、ほとんどのシリーズでは回復系の最上位魔法として登場しています。 そんなケアルガの発音に疑問を持ったのは、Twitterユーザーのカエ・ルー(@DQ10KAERU)さん。Twitterで「『ケアルガ』の発音はどっち?→『背脂』『カニ玉』」とアンケートをとったところ、投稿から1日たらずで1万5000回以上リツイートされるなど大きな話題となりました。ちなみにアンケートの結果はというと、今のところ「背脂」派が67.3%と優勢で、「カニ玉」派は32.7%。ほぼ2:1の割合で「背脂」の方が多数派となってい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く