NICTや東大、国内IT企業はネットワーク仮想化に必要な「仮想ノード」の実証実験を共同で実施する。柔軟なネットワーク利用の実現を目指すとしている。 情報通信機構(NICT)と東京大学、NTT、NEC、日立製作所、富士通研究所は3月30日、ネットワーク仮想化に必要な「仮想ノード」の実証実験を夏から実施すると発表した。柔軟なネットワーク利用の実現を目指すとしている。 ネットワーク仮想化は、クラウドコンピューティングに代表されるネットワーク利用の多様化を受けて、物理環境に左右されない新たなネットワークサービスを実現するための技術。総務省のプロジェクトとして、これまではNICTや東大が中心となって研究を進めてきた。 今回の実証実験では、テストヘッドのJGN2plusを利用し、仮想ノードで構成するネットワーク基盤の基本設計や、統合管理、制御のための技術の確立を目指す。NICTと東大が実験を取りまとめ