6月11日、日本ヒューレット・パッカード(HP)は、INTEROP Tokyo 2014の会場近くでSDN(Software-Defined Networking)戦略に関する説明会を開催した。米HPでSDNを担当するサルワル・ラザ氏は、「No SDN,No Cloud」とSDNの重要性をアピールし、HPの注力ぶりをアピールした。 SDNがなければクラウドでの成功は実現できない 説明会においてラザ氏は、クラウド、ビッグデータ、ソーシャル、モバイルの4大トレンドを念頭に、新しいスタイルのITが必要と主張。エンタープライズ向けのソリューションでは、ネットワークがすべての基盤だが、複雑でアジリティの低いレガシーネットワークはコストが高く、クラウドの有効活用を阻害していると指摘。こうしたネットワークの限界を打ち破るのがSDN。ラザ氏は、競争力の強化を可能にするシンプルさ、高い俊敏性、TCOの削減を