(本文1段落目の表現を明確にしました) [東京 23日 ロイター] - 金融庁は23日、香港に本社を置く仮想通貨取引所「バイナンス」に対し、無登録のまま営業を継続しているとして、資金決済法違反で警告書を出したと正式発表した。同社が無登録のまま営業を続ければ、刑事告発する。 金融庁は公表文で、バイナンスが口座開設の際に本人確認を必須とせず、多くの日本居住者を相手に交換業を続けている可能性が極めて高いと指摘。利用者保護の観点から、無登録業者として公表したとしている。 バイナンスは世界最大級の仮想通貨取引所とされ、取り扱う仮想通貨は100種類以上に上る。 日本は2017年4月に仮想通貨交換業者の登録制を導入。金融庁は無登録業者を監視しており、2月にはマカオの無登録業者「ブロックチェーンラボラトリー」に警告を出した。
![再送-香港の仮想通貨取引所バイナンスに警告、無登録営業で=金融庁](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2914cd2c0f78f46b292bd28807a3d32e34425ee1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs1.reutersmedia.net%2Fresources_v2%2Fimages%2Frcom-default.png%3Fw%3D800)