東日本大震災の犠牲者への鎮魂と震災からの早期復興を願い、2011年度から東北6県で展開してきた「東北六魂(ろっこん)祭」の後継イベントとして企画された同祭。「復興に向かう東北の元気な姿を発信する新たな祭り」として、今年仙台で初開催された。 11日には、同祭のメインイベントとなる「東北絆まつりパレード」を実施。定禅寺通からスタートし、勾当台公園前交差点から東二番丁通を南下。青葉通交差点を折り返す約1.1キロメートルの往復コースを、「仙台七夕まつり」「山形花笠(はながさ)まつり」「盛岡さんさ踊り」「福島わらじまつり」「青森ねぶた祭」「秋田竿燈(かんとう)まつり」各祭りの踊り手をはじめ、はやし方や太鼓、担ぎ手など、総勢約1200人が約2時間半を掛けて練り歩いた。 6県の祭りを一目見ようと、沿道には14万1000人が詰め掛けた。仙台在住の30代女性は「6年前の東北六魂祭ではパレードが中止されて見る