「道になりたかった」ヘンタイ“側溝男”が、また御用となった。兵庫県警東灘署は9日、側溝内から女性の下着をのぞき見ようとしたとして、県迷惑防止条例違反の疑いで、神戸市東灘区の会社員(28)を逮捕した。容疑者は2年前にも側溝からのぞきを行っている筋金入りの「ローアングル・マニア」だ。今回で2度目の逮捕となったが、専門家は「3度目」を懸念している。 逮捕容疑は8月16日午前7時50分ごろ、東灘区岡本の道路下の側溝内から、通り掛かった美容師の女性(37)のスカート内をのぞき見ようとした疑い。同日午前3時から側溝に潜り、約5時間もの間、格子状の鉄ぶた越しに上を見ていたという。 現場となった側溝は阪急電鉄神戸線「岡本」駅とJR東海道本線「摂津本山」駅の中間にある。閑静な住宅街であると同時に、近くにはお嬢様学校と呼ばれる女子大もあり、学生の街としても知られる。そのため、朝は通勤、通学する女性が非常に多い