父が突然、イチジクの木を伐採しました。 自分が食べたいから、と植えたのに、よく伸びる枝も、顔よりも大きな葉にも手を焼いたのでしょう。と言っても手入れをしている姿はほとんど見たことはなく、テッポウムシの駆除はもっぱら私たちの仕事でしたが。 きっと、ムクゲを刈り込んだことでやる気スイッチが入ったのだと思います。私がウメモドキを伐採したことも影響しているかも知れません。スコップを振り下ろす父の姿に、次は何が起こるのか、と主人は戦々恐々としたらしいです(笑)。 イチジクの次は柿ですか…またずいぶん大きくなるものをお植えになったようで。 桃栗3年、柿8年とよく言いますが、主人から聞いた話では、「8年後、俺が死んだ頃に実がなって、それを見て自分を思い出して欲しい」と言って植えていたそうです。そういうの、気味が悪い。生前からそんなことを計画して自分の存在を後世に強いることが怖い。柿の苗木も気の毒です。だ