9月で販売を終了するシャープの電子書籍用端末「ガラパゴス」の5.5型(左)と10.8型モデル(写真:産経新聞) シャープは15日、多機能携帯端末「ガラパゴス」の販売を9月末で終了すると発表した。イー・アクセス向けの製品供給は続ける。昨年12月に販売を始めたが、インターネットと郵送で注文を受け付ける直販制度が不評で、販売は伸び悩んでいた。 ガラパゴスは、タッチパネル式のカラー液晶画面が5・5型と10・8型の2機種。価格は10・8型が5万4800円、5・5型が3万9800円。「TSUTAYA(ツタヤ)」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と「TSUTAYA GALAPAGOS(ツタヤ ガラパゴス)」を設立、電子書籍の配信サービスを行っていた。 【関連記事】 電子書籍、先行き“読めず” 専用端末・コンテンツが伸び悩み プレステ機能搭載のスマホ、ドコモが今秋発売へ マン