横浜市の林文子市長(70)は市の広報活動でテレビなどに出演する際に、化粧やヘアメイクの代金を公金から支出していることについて「市の事業の一環なので、問題はないと考えている」との認識を示した。 問題が報じられたことを受け、26日に報道陣に答えた。市によると、支出は2010年~16年の8件で計約25万円。対談番組や海外向けのプロモーション映像などで登場する際に美容師に出張依頼していた。1回あたり約3万円の支出に関しては、美容師の出張料や撮影中にメイク直しなどを行う拘束時間などが含まれるとし、「相場だと聞いている」とした。 市民からは10件を超える意見が寄せられているといい、林市長は「今後はしっかりと内容を精査して、市民に理解を求めていきたい」と話した。