オリンパス株式会社(社長:菊川 剛)は、これまで培ってきた高度な金型加工技術を活かして、木材の三次元圧縮成形加工技術を開発しました。この技術により、木ならではの質感や木目を活かしつつ、ポリカーボネイト樹脂、ABS樹脂などのエンジニアプラスチックを超える硬度※1の飛躍的な向上を実現しました。この技術を電子機器の外装・筐体に適用することにより、商品の情緒的価値を高め、人々に持つ喜びを提供できるものと考えます。 ※1 技術開発の背景 「効率・利便性・安価」を追求した画一的な大量生産・大量消費でモノの飽和状態が進む中、モノに対するこだわり、愛着が失われつつあります。 このような時代においてオリンパスは、人がモノに対して情緒的価値を持てるモノづくりとは何かを考えてきました。 その一つの回答が、今回開発した自然素材である「木」を使った三次元圧縮成形加工技術であり、この技術により本来「木」が持っている天