タイ北部の洞窟に入ったあと行方が分からなくなっていた少年ら13人は、10日目の2日夜、全員の生存が確認され、地元知事は命に別状はないという見方を示すとともに、軍のダイバーが食料をすでに送り届けたことを明らかにしました。 知事は3日午前、改めて記者会見し、このなかで少年らの体調について「われわれが考えていたより体力はあるとの報告を受けた」と述べ、命に別状はないという見方を示しました。そして、海軍のダイバーがすでに食料を13人のもとに届けたことを明らかにするとともに、4か月分の食料を13人がいる場所に運び入れたいという考えを示しました。 また、今後の救出について、知事は「いま分析しているところだが、すぐに救出できるとは思わない」と述べて、相当な時間がかかるという見通しを示しました。 そのうえで「少年たちの体力を見極め、判断したい」と述べて、医薬品を携行した医師を13人のもとに派遣して体調や体力