123 勝手に紅雲丹花と呼んでいたのは… カテゴリ:【China 中国】福建省 厦門の公園などでしばしば鮮やかな赤い花が咲いているのを見かけた。ヒガンバナに若干似ているがよく見れば全然違う。 なんだか赤くてウニのようなので、勝手に紅雲丹花と呼んでいた。 調べてみると、どうやらゴウカン、赤いのでベニゴウカン…らしいが、あっているのかもよくわからない。 ゴウカンという字面を見るとあまりピンと来ないが、合歓と書くとわかりやすい。合歓(ねむ)の木である。日本でも中国でも古い書物に記されており、昔から馴染み深い木だ。 以下、備忘録として書いておくが、個人的推測を含むこと、ご了解頂きたい。 ネムノキはその葉が夜に閉じて眠ったようになるので、『眠りの木』から転じてネムの木になったようだ。また、理由は忘れたが中国ではネムノキは夫婦円満の象徴であったと思う。それで一緒に歓ぶ→合歓と呼び、その漢字が日本に渡っ