女性は男性と違い、自らの陰部をマジマジと見る機会はあまりない。自分の性器を一度も見たことがない、という人だってざらにいる。しかし、クンニが市民権を得るようになってからか、はたまた、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』で”外国では下の毛の処理は当り前”ということが広く知られるようになってからか、黒船に乗ってやってきた文化を受け入れた日本女性たちの間ではもはや、自らの鎖国部分を自分や彼氏、そしてエステティシャンの目にまで晒すのが当然になっている。 そんな中、ついに自らの陰部を漫画やアートで堂々と表現する大和撫子が現れた。その名も“ろくでなし子”。 彼女の本業は漫画家。『本当にあった笑える話』や『本当にあった笑える話 Pinky』(ともに、ぶんか社)などでMK(彼女はマ○コをそう呼ぶ)やエロにまつわる話を面白おかしく連載しながら、自らのMKの型を取ってデコレーションした”デコまん”や、ジオラマ