以前DDDの入門記事を書いたのですが、ここではリポジトリパターンについて深掘って取り上げます。続編ぽいタイトルですが、そんなにつながりはないのでコレ単体で読めます。 はじめに リポジトリパターンは、DDDで有名になった、ドメインモデルの永続化のためのデザインパターンです。 今やいろいろなところで「Repository」という名前を冠するクラスを目にするようになりましたが、誤解されたり誤用されることも多くあります。 ここではリポジトリパターンの意図や本質を理解することを目指します。リポジトリパターンには役立つ考え方が詰まっているので、このパターンを採用しなくても知っておくときっと役に立つと思います。 なお実装例はKotlinで書きますが、オブジェクト指向の言語であればだいたい同じ感じです。 リポジトリ(Repository)とは? 日本語訳は「保管庫」です。オブジェクトを保管しておき、必要な
珍しく日記が続いています 何をやらせても3日と続きやしない私がブログを3日連続で書いている時点で、空からヤリが降ってもおかしくないこの年度末、皆様いかがお過ごしでしょうか。 最近すっかり拙著ネタばっかりになってしまいましたが、急に「昨日はengine.ioいじって挫折してました」とか書いても話題が飛びすぎるので、書籍つながりでドメイン駆動設計(DDD)について個人的な意見を書いてみたいと思います。 ドメイン駆動設計(Domain Driven Design) 一部の方には釈迦に説法になってしまうかもしれませんが... ドメイン駆動設計(英: Domain-driven design, DDD)とはソフトウェアの設計手法であり、 '複雑なドメインの設計はモデルベースで行うべきであり'、 'また大半のソフトウェアプロジェクトではシステムを実装するための特定の技術ではなくドメインそのものとドメイ
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