ブックマーク / stroszek.hatenablog.com (5)

  • ソウルメイトを探して―『ラブ・アゲイン』感想 - Stroszekの日記

    新宿シネマートで、『ラブ・アゲイン』を観てきました。(Dir. Glenn Ficarra, John Requa. Crazy, Stupid, Love. 2011. United States. ) 以下、内容に触れています。 - 冴えない中年男キャル。エミリーに突然離婚を切り出され、しかもすでに会社の同僚と浮気済みであることも告白される。バーで荒れる彼を見かねたナンパ男ジェイコブは、モテ男指南に乗り出す、というもの。 修行映画のフォーマット この映画は、前半のモテ修行の場面が、「弱さの認識」→「弱点の克服」→「ゲームでの勝利」と、格闘修行映画のフォーマットに則っているのが面白い。 冒頭、オシャレなレストラン、カメラは客の足元を映し出している。ヒールや高級な革の後、汚いスニーカーでカメラは止まる。これを履いているのがこの映画の主人公キャル。ここから、この映画のテーマが「見た目」と

    ソウルメイトを探して―『ラブ・アゲイン』感想 - Stroszekの日記
  • 「夜はたいてい、バーにいるから」−『探偵はBARにいる』感想 - Stroszekの日記

    渋谷TOEIで、『探偵はBARにいる』を観てきました。(Dir. 橋一, 日, 2011. 原作: 東直己『バーにかかってきた電話』) 面白かったです。こういう謎解きもので最後まで飽きさせないのは凄いと思います。以下、内容に触れています。真犯人等の核心には触れていません。 - ・西田敏行演ずる会社社長のパーティ。カルメン・マキさんがジャックスの『時計を止めて』を歌います。このシーンのカルメンさんの迫力で、一気に物語に引き込まれます。 ・パーティ後、ススキノの街で西田敏行がいきなり鉄パイプで撲殺されます。大写しになるオメガの時計。雪に飛ぶ血しぶき。 ・大泉洋演じる私立探偵は、依頼人候補に名刺を渡します。名刺には彼の名前ではなく、"KELLER OHATA"という名前が書かれています。私には最後まで、大泉洋演じる探偵の名前が分かりませんでした。その代わり、情報収集のために偽名を何回も使いま

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    torinan
    torinan 2011/12/21
    高田が食べていたのは、北海道銘菓・北菓楼「開拓おかき」です。あれはほんとおいしいです。
  • Apes That Can Say .....−『猿の惑星 創世記』感想 - Stroszekの日記

    猿の惑星を観てきました。(Dir. Rupert Wyatt, Rise of the Planet of the Apes, United States, 2011.) 今回は、『猿の惑星 創世記』そのものではなく、『猿の惑星』シリーズで繰り返し出てきた"No."という言葉について考えます。 - 最初にこの"No."という台詞を意識したのはシリーズ第3作目『新・猿の惑星』(Escape from the Planet of the Apes, 1971.)です。この映画では、コバルト爆弾によって滅亡した猿の惑星から逃れ、1970年代の地球にたどり着いたチンパンジーの夫婦、ジーラとコーネリアスが主人公です。コーネリアスが人間たちに猿が進化した過程を教える場面で、「人間に何度も言われてきた言葉"No."を、偉大な猿アルドーが初めて発し、人間の支配への反抗を示したのだ」と言っています。 次の作

    Apes That Can Say .....−『猿の惑星 創世記』感想 - Stroszekの日記
    torinan
    torinan 2011/10/10
    3作目の「NO!」が一番印象的だった。
  • "Where Is My Mind?"-『エンジェルウォーズ』感想 - Stroszekの日記

    渋谷シネパレスで『エンジェルウォーズ』を観てきました。(Dir. Zack Snyder, Sucker Punch, 2010) 徹底的に決定権が男性の手に握られた世界で、少女たちがそれを取り戻すまでの物語として、面白かったです。 以下、ネタバレ感想。 劇場に座ると、Pixiesの"Where Is My Mind?"とビョークの"Army of Me"が延々ループでかかっていたんですね。 映画のなかでも重要なシーンで使われていました。 "Where Is My Mind?": (私の心はどこへ行った?) Oh - stop あー、止め With your feet in the air and your head on the ground 足は宙に、頭は地面に Try this trick and spin it, yeah さあ、回してみるの Your head will coll

    "Where Is My Mind?"-『エンジェルウォーズ』感想 - Stroszekの日記
    torinan
    torinan 2011/05/04
    だからベイビードール伝説の語り主はスイートピーになるわけだ。納得。
  • 推しメンはキム−『スコット・ピルグリム vs. 邪悪な元カレ軍団』感想 - Stroszekの日記

    シネマライズで『スコット・ピルグリム vs. 邪悪な元カレ軍団』を観てきました。 (Dir. Edgar Wright, Scott Pilgrim vs. the World, 2010.) 漫画的表現がエドガー・ライトの匠の技によりテンポのいい映像表現に移し変えられ、オールド・スクールなレトロゲームのピコピコ感に溢れた、とってもキュートな映画でした! 以下、ネタバレ感想。 取りあえず気に入ったポイントを羅列してみます。 ・スコットを演じるマイケル・セラが超キュート。原作漫画ではちょっと顔のカワイイ、イマドキの若者といった、どこにでもいる感じです。しかし天然パーマでひょろひょろのマイケル・セラが演じると、非常にコミカル。内股で走る、背でベースを弾く、「高校生の彼女がいるんだ。内緒にしてね」と隠し切れないドヤ顔で自慢するなど、小物感が増幅され、なんとも言えないおかしさを醸し出しています。

    推しメンはキム−『スコット・ピルグリム vs. 邪悪な元カレ軍団』感想 - Stroszekの日記
    torinan
    torinan 2011/05/02
    ラストバトルの「スコット頑張れ!」には萌えた。
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