昨年12月に発表され、DTM、シンセサイザの世界での革命ではないか、と大きな話題になったMelisma(メリスマ)。これは神楽音楽出版という日本のベンチャーが開発したシステムで、譜面で演奏情報を渡すとリアルに演奏してくれる、というもの。現在はβテスト版として公開されています。ご存じの通り、サンプリング音源も非常に優秀で、ピアノやドラムなどは本物と区別がつかないレベルになっていますが、弦楽器や管楽器となるとそうはいかないのも現実です。 そうした中、昨年、彗星のように登場したMelismaはヴァイオリン、チェロ、オーボエの演奏をAIが生成してくれるというもので、サンプリング音源では絶対不可能な絶妙なニュアンス、アーティキュレーションも再現してくれます。そのMelismaは、登場以来進化を続けており、より表現力豊に成長すると同時に、ヴィオラにも対応したことで、弦楽がほぼオールラウンドでカバーでき
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