今、注目を集める医療機器分野。医療機器分野への新規参入や新規開発で大きな役割を担うと期待されているのが、ニーズとシーズの橋渡しに関わる人材です。 前回に引き続き、先端医療振興財団 医療機器等事業化促進プラットフォーム事務局 専任コーディネーター クラスター推進センター 調査役の黒木俊博氏に、リンカーズ 執行役員で大阪支店長を務める北中萌恵氏がお話を伺います。第2回は、新規開発でカギとなるニーズ抽出方法や海外でのトレンドについて聞きました。 前回の記事はこちら 先端医療振興財団 医療機器等事業化促進プラットフォーム事務局 専任コーディネーター クラスター推進センター 調査役の黒木俊博氏(左)。(以下写真:大亀京助) 北中氏:この業界に入るのに、1番の障壁になることは何なのでしょうか。 黒木氏:障壁は、たくさんあると思います。病院自体が外部から入りにくい空間ですし、なんて言うんでしょうね、一般