学費に教材費、交通費、そして交友費など、高校までと比べると大学生としての生活には桁違いのお金が必要となる。一人暮らしを始めるとなれば生活費も多分に上乗せされる。実家の仕送りや大学生自身のアルバイトだけでは足りそうにない場合、奨学金の給与・貸与を受ける選択肢も用意されている。今回は独立行政法人日本学生支援機構が2022年3月25日に発表した【「令和2年度学生生活調査」】の内容を基に、大学生の奨学金受給状況の確認をしていくことにする。
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独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)によって,大学別の奨学金貸与者数や延滞率に関するデータが公開された。 学校毎の貸与及び返還に関する情報 一覧で見られないようにしつつ公開するというよくわからない手間のかかったデータなのだが,東洋経済がそのデータを一覧化して閲覧可能にしている。 独自集計!全大学「奨学金延滞率」ランキング 最も厳しい大学の延滞率は13.9%にも及ぶ こちらも画像なのでコピー&ペーストはできないのだが,OCRにかけてみたところ大学名は不正確であるものの,数字部分は概ね正確に入手できたので,再分析にかけてみることにした。孫引きデータな上に,数字についても1,2時間で目立つ間違いは手作業で修正したものの全部を目視チェックしたわけではないので,元データの公開は控えることにする。 データは下記の4種の数字がでている。 A:貸与終了者数(過去5年分の人数) B:延滞者数(Aのうち
最近は特に奨学金の延滞額が増えたりしていることで、いろいろな報道がありますでしょう。この間も九州のほうで、奨学金が返せず自己破産を申請された方がいるようですね。そうしたことから「日本学生支援機構(JASSO)の奨学金の貸与を受けたら人生の終わり」とでも言わんばかりの報道も、実際に目にします。 奨学金はもはや社会インフラ でもね。そういう報道が蔓延してしまうと、「家が貧しいが奨学金を受けて大学へ行きたい」というような人が奨学金を受けなくなり、結局は人材の芽を摘むことになる。我々はそうしたイメージに負けずに、「教育の機会均等」の価値を訴えていかなくてはいけない。意欲があって、能力があって、ただ親の経済力がない。そういう子供たちのための制度であることを、しっかりと伝えていかなくてはと思っています。 日本学生支援機構は、日本最大の奨学金貸与団体です。2014年度の事業費総額は、予算ベースで1兆17
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