2005年12月18日01:49 カテゴリ書評/画評/品評 なをきでなきゃ描けない漫画教室 唐沢なをきの諸作品を見ると、「サルまん」を地で行っているような感じがする。 漫画家超残酷物語 唐沢なをき にも関わらず、「サルまん」は三巻に納まり、唐沢なをきは21年にも渡ってプロのギャグ漫画として描き続け、なを現在進行形である。なぜだろう。 sodiumイオンにっき(2005-12-17)両者に共通するのは「自身の徹底的な客観化」ってところかな。 いや、それだけでは21年継続というのは無理だと思う。実際吾妻ひでおはそれで失踪したようなものだし。 1,2,4,8,16,32...という数列を見て、1,2...2^nと法則を見つけ、その法則に付いて念入りに描いたのが「サルまん」だとしたら、1,2,4,8,と法則だけではなくその過程にある数字も省略せずに描くのが唐沢なをきだからではないのか。 これは一見