大阪府堺市の市長選投票日が今週末9月24日に控えています。2年前の大阪市での住民投票で否決された「都構想」を再度企てながらも、それを隠して選挙に臨む、維新候補の元府議・永藤英機氏と、現職・竹山おさみ氏(写真)の接戦が伝えられています。以下は、大阪教育合同労組元書記長(現堺支部執行委員)・竹林隆さんによる、堺市長選に関する論考です。地方自治法改正により、政令指定都市に対する権限移譲が2017年4月に行われました。竹林さんが所属する教育合同堺支部は、権限移譲に向け、一昨年度から集中的に堺市・堺市教委と団交を重ねて来ました。だからこそ見えてくるものは何か、堺市長選で万が一維新の候補者が市政を担うことなった時に何が待ち受けているか具体的に考察されています。(O) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 堺市長選で問われていること――竹林隆 以下のことはどこまで知られている