ブックマーク / jun-jun1965.hatenablog.com (21)

  • ブラック・ジャックと吾妻ひでお - jun-jun1965の日記

    『ブラック・ジャック』に「ふたりの修二」というエピソードがある。筋は以下の通り。 http://www.kurata-wataru.com/t-osamu/else0001.html この中で、久美の前に現れた修二が、当に男になったのかと問い詰める場面がある。久美は上半身裸になって、「どうだ男だろ」と言うのだが、どう見たって胸がふくらんでいるのである。だが修二は「ねえさんはもともとペチャパイだったからな」とパンツも脱がせようとする。脱ぎかける久美。次のページで、ブラック・ジャックが現れ、「よせ、むだだ」と言う。すると手塚が出てきて、「なんで出て来たんだっ」「せっかくこれからいい場面をかく所だのに」「ひっこめこのジャマ者」手塚は暴れて、「おれかきたいんだーッ」「かくとチャンピオンの売り上げがあがるぞっ」「一回だけかかせろっ」。するとどこかからマンガ用具が飛んできて、「うるさいバカ」「お前こ

    ブラック・ジャックと吾妻ひでお - jun-jun1965の日記
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    toronei 2019/10/21
  • 関西学院大学の闇 - jun-jun1965の日記

    李建志君は、私の後輩である。中央大学を出て東大比較に来た。在日である。ちょうど私が阪大へ赴任する時に修士課程を終えたのだが、私と、つくば国際大学に就職する加藤百合さんの歓送会が平川先生宅であって、その時李君が、「日文化なんてのはみんな朝鮮から来たんですよ」とべらべらしゃべっていて、みな「?」と思いつつ、黙っていたということがあった。 その後、京都ノートルダム女子大学へ赴任したが、いつもジーパンを履いていて、何だか駅前のバンドで演奏でもしているような風体で、もてないもてないと言っていた。 2005年3月、東大の大澤吉博教授が急死した葬儀の時で、帰りに延広先生と三人で事をして、李君が落語に詳しいことを知った。私はそのころ、川柳川柳が好きだったのだが、「ガーコン」といえば川柳で、しかし李君は、古今亭右朝もやる、と言った。へえと思って、しかし右朝が先にやったと聞き違えて、その頃『文學界』に連

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    toronei 2016/05/20
  • 誰もが絶賛は気持ち悪い。 - jun-jun1965の日記

    『石原慎太郎を読んでみた』はもちろん栗原さんから恵贈された。朝日新聞に佐々木敦の書評も出て、アマゾンでも読書メーターでも、絶賛されている。これはまずい。「批判禁止」の雰囲気がある小説、ということを田中弥生が『文學界』の「新人小説月評」で書いていたが、このもその雰囲気が出てきた。 このをみなが褒めるのは、『ウルトラマン研究序説』のケースと似ている。「面白がらなくちゃいけない雰囲気」がある、ということである。ウルトラマンは、まじめな学者がまじめにウルトラマンを研究したということで、『石原慎太郎を読んでみた』は、石原嫌いの豊崎由美が、いざ作品を読んでみたら意外にいい点をつけたという逆転の面白さで、である。 だが、「大笑いしながら読んだ」と言う人がいくたりかいるが、私は全然大笑いしなかった。概して、コンセプト的に、豊崎が石原作品を意外にも褒めた、というところがミソなので、実はほめ過ぎである。石

    誰もが絶賛は気持ち悪い。 - jun-jun1965の日記
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    toronei 2013/10/29
  • ■ - jun-jun1965の日記

    トラックバックをたどったらこんな日記を見つけた。その人の父親は子供が生まれたとたん煙草をやめ、ヘヴィースモーカーである祖父つまりその父の父に、孫の前で吸うなと厳重に言い渡したというのだが、その人自身もそれをよしとしているらしい。 しかしそれならその祖父は父つまり子供の前で吸っていたことになるが、それでその父には何か悪影響があったのか。20世紀には子供の前で吸う父親などたくさんいたが、それが悪影響を与えたというデータを見たことがない。私は、子供の前で煙草を吸うのが悪いとは、ちっとも思っていない。 - http://homepage1.nifty.com/suzuri/hypatia.htm キングズリーの『ハイペシア』を訳している人がいた。これは大正時代の翻訳があるのだが古いから私が訳そうかと思っていたものだ。英語読みでハイペシア。森田草平の『煤煙』にこの小説の題が出てくる。谷崎潤一郎も英語

    ■ - jun-jun1965の日記
    toronei
    toronei 2010/01/06
    嫌煙派がどれだけやりすぎても、平気でもっと上をこの人が行ってくれるからね。他の喫煙派が迷惑していると、どうして分かんないんだろうなあ。ネット実名論争もそうだけど、あんたが一番足引っ張ってるという人だ。
  • 蓮實先生について - jun-jun1965の日記

    『私小説のすすめ』のアマゾンのレビューでモワノンプリュ君が、私が蓮實重彦を快く思っているはずはないが、と書いている。いえ、快く思っていますよ。だって煙草の吸殻をわざわざ千代田区まで捨てに行く人ですから。 だいたい蓮實先生には『私小説を読む』って著書もある。マクシム=デュ=カンの伝記だってある。テマティック批評といったって、蓮實先生の『大江健三郎論』とか、ものすごく面白いのであって、小森陽一のような政治活動をしたあげくバカの一つ覚えみたいに漱石論を書くわけじゃないし、石原千秋のように、気でテクスト論を擁護したあげくにつまらないことをぐじゃぐじゃ言うわけでもない。村上春樹だって褒めていない。いったいどうして、蓮實先生を快く思わない必要があるのだろう。 テクスト論だろうが何だろうが、面白ければよいわけで、仮に間違っていたらまずいが、特段蓮實先生が何かを間違えたわけではない。何かこう図式的に当て

    蓮實先生について - jun-jun1965の日記
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    toronei 2009/10/25
    言うと思ったわ(苦笑)、というかそういう評判を気にしない人の方が、物は言わない方が良い。貴方のおかげでどれだけ他の喫煙派が迷惑しているか考えれば分かる。
  • テレビに出ているつもり - jun-jun1965の日記

    臼井儀人らしい遺体が見つかったというニュースで、ミクシィのコミュを見たら「亡くなった方には申し訳ないけど臼井さんじゃありませんように」などという書き込みが散見されて、そんなことまで気にするかなあ、と思っていて、はっと気づいたのだ。 こいつら、自分らが、テレビに出演している人間のつもりなのである。というか、テレビに出演する人間をまねているのである。それで、禁止用語であるかのように「看護婦って言っちゃいけない」とか思うのである。 - 私が小熊英二が嫌いなのは、これがあるからである。 http://web.sfc.keio.ac.jp/~oguma/kenkyu/02f1/pre/kobayashi-ai.htm もう十年くらい前のものが何で残っているのであろうか。まあ発表者が『江戸幻想批判』を参照してくれたからホッとしたが、こんなスカスカで間違いだらけのを授業に使うなよ、と当時思った。 しか

    テレビに出ているつもり - jun-jun1965の日記
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    toronei 2009/09/20
    そんなことまで気にして、揚げ足取ってるつもりになっている馬鹿がいっぱい居るからでしょう。Mixiニュースとか、ブクマコメント見れば分かる。
  • ■ - jun-jun1965の日記

    昨日判決文が届いた。削除請求すら認められない全面敗訴である。 しかし驚くべきしっちゃかめっちゃかな判決文である。いったい、ミクシィのハンドルネームを変えた理由を説明しなければならないのだろうか。いわんや、筆名として「とん」にした理由などこの裁判と何の関係があるのか。あるいは、『禁煙ファシズムと戦う』にちゃんと出てくるジャムロジクという名前を、同書を熟読したはずの相手にわざわざ説明しなければならないのだろうか。第一、私の側の第一準備書面に対してあちらは何も答えていない。言うまでもなく、不当判決である。 しかしこれを、裁判所も禁煙ファシズムなのだ、とするのは早計かもしれない。『週刊現代』の、相撲界における八百長を報じた記事を相撲協会が訴えた事件の裁判長であった中村也寸志という人が裁判長だからである。あれだけ証拠を出したのに「取材はきわめてずさん」という判決を出した人である。あの判決が出たからと

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    toronei 2009/09/20
  • そうだったのか - jun-jun1965の日記

    宮下整の『戦前の少年犯罪』の大仰な物言いが、勢古浩爾さんの新著で批判されているのを見たが、勢古さんも、その少年犯罪の実態は知らなかったらしい。もちろん私だって知っていたわけではないが、そんなもんだろう、と思っただけだった。濱浩の「十二階下の子供たち」や里見紝『多情仏心』に出てくる不良少年少女を見たって、そんなものだろうと思うし、歴史にせよ文学にせよ、日近代を専攻して新聞などを見ている人には、さして驚くべき話ではない。 ところが、高島俊男先生が、向田邦子が描いているような家庭はエリート家庭だった、と指摘していると知って、たまげた。そんなことは常識だと思っていたからで、なに? あれを「普通の家庭」だと思っている人が、まあ若者とか、歴史を知らない低学歴者はいざ知らず、そんな人がいるのか? と思ったからである。 すると、さらに不安になってくるのだが、戦後の小津安二郎が描いたような家庭も、当時の

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    toronei 2009/03/03
  • 橋下判決に疑問 - jun-jun1965の日記

    橋下徹は禁煙ファシストであるから、敵である。今すぐにでも知事を辞めてほしいという気持ちに変りはない。しかし今回の判決は・・・。 「毎日新聞」は、橋下を責める一方の論調だったが、他紙もそうなのだろうか。私は言論の自由の観点からいって疑問である。第一に、懲戒請求を出した国民は、懲戒請求なるものを知らなかったわけで、橋下はそれを教えただけである。私は6年前に段林和江から脅迫を受けていた時、大阪弁護士会にまで苦情を言ったのだが、懲戒請求のことは知らなかった。知っていたら間違いなく請求していただろう。かくのごとく、国民の無知に付け込み、些細な知識をカネに変えるのが弁護士という職業である。そしてカネのない国民は往々にして弁護士に騙されて示談に応じてしまったりするのだ。もしかすると、橋下の発言のゆえに懲戒請求の制度を知って、弁護士の不当な脅迫から逃れた人もいるかもしれないではないか。 まあリベラル各紙に

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    toronei 2008/10/03
  • 「皇太子」は呼び捨てか - jun-jun1965の日記

    石原慎太郎が皇太子を呼び捨てにしたというから、「徳仁」とか「ナルちゃん」とか言ったのかと思ったら、「皇太子が」って言っただけだという。それは「呼び捨て」ではないよ。 だいたい「陛下」だの「殿下」だのというのは明治より前には使われなかった言葉である。天皇のことは「ミカド」と言っていたし、皇太子なら春宮(東宮)だが、『日国語大辞典』で「東宮」を引いたって、誰も「東宮さま」だの「東宮殿下」なんて言っていない。「東宮」だけである。「今上」だって、それだけで尊称なのだ。 まあ皇太子というのは官製用語で、たとえば今の皇太子が天皇になったら秋篠宮は「皇太弟」になるわけだが、どうするのかね。いっそのこと、伝統に則って「東宮」呼称を復活させたらいかがでしょうか。それなら「東宮」でいいわけだし。一切合財プロイセンあたりの流儀に則って天皇制を近代化してしまった連中が、伝統がどうのこうの言うのは実にかたわら痛い

    「皇太子」は呼び捨てか - jun-jun1965の日記
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    toronei 2008/09/29
    シェイクモハメド殿下というのを思い出した、日本語にするとモハメド殿下殿下。
  • 連合赤軍事件はひたすら愚劣である - jun-jun1965の日記

    私は、連合赤軍あさま山荘事件について、オウム真理教の地下鉄サリン事件と同様の、あるいは三島由紀夫の自衛隊乱入割腹事件と同様の、愚劣な、無意味な事件だとしか思っていない。ただし、フランス革命についてはそう思っていない。これらが愚劣なのは、結局は社会全体や国家の変革などまったく成し遂げられず、単に人が集団を作って何かを信奉して蹉跌した際の、行き場を失った精神エネルギーが起こした病的な事件だからである。のみならず私はドストエフスキーの『悪霊』についても、何の関心もない。 連合赤軍事件については、高橋和巳の「内ゲバの論理」を一読すれば用は足りる。人間はどうやら、集団を作ると狂気に陥るものらしい。むろん、孤独であることによって陥る狂気もあるが、私は中庸を尊ぶから、いずれもよしとしない。集団がもたらす狂気は、単に狂気なのであって、私はあさま山荘事件の連中に何一つ共感するところはない。人殺しども、と思う

    連合赤軍事件はひたすら愚劣である - jun-jun1965の日記
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    toronei 2008/09/08
    突っ込み所多いよなあ。
  • 下井守教授に拉致されかける - jun-jun1965の日記

    (活字化のため削除) ところで千代田区あたりで課金されたら訴訟を起こすという計画が、実は困難であることが分かった。というのは、当然私は「金は払わん」と言う。ただし名刺は渡すから、家まで来るかもしれんが、それでも当然払わん。もし払ったら、その自発性によって相手方の責任を追及するのは難しくなる。かといって払わなければ、損害がないから訴えられない。 赤塚不二夫が「闘病中も酒を手放さなかった」と報道されるが、誰かが死んでも「たばこを手放さなかった」とは報道しないよね、禁煙ファシスト連盟の新聞さんたち。

    下井守教授に拉致されかける - jun-jun1965の日記
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    toronei 2008/08/06
    こういう人がいるから、喫煙者全体がキチガイ扱いされるわけで、どんどんやってきてください。JTとかこういう人が、一番ウザいんだろうなあ(笑)。
  • 史上最低の芥川賞受賞作 - jun-jun1965の日記

    最近でいえば、中村文則と双璧をなす。漢語表現をそのまま使っているほか、変な日語が散見される。中味にしても、何ら小説である必然性がなく、これなら、ドキュメンタリーかノンフィションを読んだほうがいいだろう。白英露とかいう女の描写も中途半端だし、「梅」とかいうに至っては、何も描かれていない。まるで明治40年以前の青春小説の出来損ないで、青年二人が主人公なのに、尾崎豊がどうのこうの言っているだけで、「性」については何も書いていないというのが、いかにもシナ人らしい。同人雑誌に載って埋もれていくべきレベルの「小説」である。 石原慎太郎は欠席したそうだが、選評は文章で書いてくれるのではないかな。もっとも、石原が出席しても、受賞作に変りはなかっただろう。 豊崎由美は今回の受賞作に激怒しているが、小川や川上に気で期待していたのか? 豊崎と大森望の「メッタ斬り!」が始まって以来、芥川賞の選考は文学オタク

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    toronei 2008/07/19
  • 二種類の未亡人 - jun-jun1965の日記

    「未亡人」という言葉は差別語だといわれる。確かに字面はその通りである。ただ、語源探索をしていくと、「男」という字は田圃で働く姿であるから、男だけが働くのか、「差別字」だとかいうことになりかねないし、未亡人という語は便利なのである。「久生十蘭未亡人幸子」と書けばすぐ分かるが、「久生十蘭夫人」と書いたら久生がまだ生きているようだし、「夫人だった」と書くと離婚でもしたようだからである。「久生十蘭夫人だったが久生は死んでしまった幸子」では、おかしい。何が何でも避けねばならない語とは、思わない。 さて、作家や学者、文化人の未亡人には、二種類ある。いい未亡人と、悪い未亡人である。いい未亡人は、夫の死後、その原稿を整理したりもするが、夫の実情を書いたりもする。時には自ら自立して文筆家になったりする。そしてその文筆は、時には夫の名を離れて、武田百合子のように、もはや「未亡人」の呼称も必要ないほどのものにな

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    toronei 2008/06/27
  • 天漢日乗は人気ブログか? - jun-jun1965の日記

    佐々木俊尚が、「人気ブログ『天漢日乗』」などと『諸君!』の連載で書いていたが、ホントか。私がリンクした時、急にアクセスが増えたと天漢君が言っていたが、佐々木は前は「NC−15」が人気ブログだと書いていた。実は私のところで人気ブログを探しているのではないか? 佐々木だの梅田だの、儲け主義で匿名ブログを煽る奴ら、許せんな。なんなら天漢君の正体も暴いてやろうか、って天漢君に落ち度はないんだよね。あと返事をよこさぬオーマイニュースよ、そのうち責任所在確認訴訟(ってのがあるかどうか知らんが)を起こしてやるぞ。 - 昼間、自転車で商店街を通っていたら、最近多い、前を見ないでぼうっと歩いているおばさんが向こうから来た。このおばさんは鞄の中を探りながら歩いてきたのだが、私の自転車が前まで来たのでほとんど停止して気づくのを待ったら、直前まで来て気づき、「あ、びっくりした」と言って、行ってしまった。 こういう

    天漢日乗は人気ブログか? - jun-jun1965の日記
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    toronei 2008/04/20
    ひどいなー、市民の安全を脅かしてるよ。 このブログを放置している、それどころか荷担しているはてなはやっぱり酷い。
  • 歴史に学ぶ - jun-jun1965の日記

    第二次大戦で、枢軸国側につくかと思われたイスパニアの独裁者・フランコは、英国のチャーチルを評価していて、黄色人種の国を打ち破ったと言って称賛した。 ルディ・カウスブルックによると、インドネシア独立のきっかけを作った日人を「黄色人種の分際で白人に楯突いた」と言って憎んでいるという。 ドレフュス事件の時、「われ弾劾す」を書いて、ユダヤ人であるがために冤罪を着せられたドレフュスを擁護した大作家エミール・ゾラは、パリの新聞から袋叩きに遭い、亡命した。 藤村の『破戒』の主人公瀬川丑松は「わたしは新平民です、すみません」と謝り、知識人の批判を受けたが、今もなお「部落出身者を総理にできないわなあ」と言う政治家がいる。藤村はまさに、「すみません」と言わざるを得ない当時の空気を描いたのである。 関東大震災の時に、大杉栄と伊藤野枝は、甘粕正彦らに殺されたが、その後、在郷軍人らは、甘粕の助命嘆願を行い、人々は

    歴史に学ぶ - jun-jun1965の日記
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    toronei 2008/02/17
    この人が騒げば騒いでくれるほど、禁煙派は何もしなくても、喫煙派が悪いイメージになってお得です。
  • 乙○君に告ぐ - 猫を償うに猫をもってせよ(タイトル荒らしは止めてください)

    乙〇知〇君より、私がプライヴァシーの侵害をしているという申し立てがあったと、はてなから連絡があった。 乙〇君は、荻上チキは筆名だという。しかし、筆名というのは作家が用いるもので、かつおおよそはその実名もまた世間には知れている。岸葉子も筆名だが、その名は『現代日執筆者大事典』にちゃんと載っている。覆面作家というものがあって、初期のエラリー・クイーン、北村薫などがいるが、彼らは推理小説を書いたのであって、何らかの議論を行ったわけではない。江藤淳や柄谷行人でも、調べれば実名は分かるし、隠してはいない。筆名で活動しているからといって、その名を堅く隠蔽しようとし、明かされたからといって被害を訴えたなどという前例がないのである。 戦後の学者でいえば、見田宗介が真木悠介という筆名を使ったが、ほかにはあまり見当たらないし、見田も、隠していたのかどうか疑問である。学者が変名を使ってポルノ小説を書くと

    乙○君に告ぐ - 猫を償うに猫をもってせよ(タイトル荒らしは止めてください)
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    toronei 2007/12/27
    ここまで言われて対応しなかったら、はてなはいよいよもってどうしようもない。
  • 南日恒太郎と村松剛 - jun-jun1965の日記

    匿名で人を揶揄するけしからぬ「大波小波」の「孫の手」であるが、村松英子の姓は「南日」であるから、明治期の英語教師南日恒太郎(田部重治の兄)と関係があるのではないかと思っている、調べたらどうか、などと書いていた。確かに『文藝年鑑』などでは村松英子、姓・南日とある。 それで村松の高齢出産記『天使とのたたかい』を見たら、なあんだ、ちゃんと書いてあるじゃないか。母方の祖父の弟が田部重治。南日家は恒太郎、田部隆次、重治の兄弟だから、これで祖父が恒太郎とはまだ決定しないが、ならばなぜ英子の姓が南日なのか、養女にでもなったのかと思ったら、英子の夫は、これは普通の勤め人らしいが、南日兄弟の誰かの孫で、つまり英子のはとこに当たる人。しかし姓が南日なら恒太郎の孫で、もし三人兄弟なら、英子の母方祖父は田部隆次ということになる。 ところで、村松剛兄妹と村松梢風は関係ない、と書いておいたが、実は双方とも武田信

    南日恒太郎と村松剛 - jun-jun1965の日記
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    toronei 2007/12/21
    とりあえずこんな奴が主張しているのが「著作権延長反対」と思われるのがいやだから、バナー外してもらえないかな。この手の話の展開の仕方する奴には、経験則的にロクな奴がいない。
  • 荻上チキの正体 - jun-jun1965の日記

    九月にここで、ちくま新書が出たら荻上チキの実名を明かす、と書いたら、ほどなくチキから、やめてほしいという懇願メールが来た。会社で仕事をしているので、顧客などに知れるとまずい、というのだ。 チキは私が小山エミと論争している時に、「小谷野さんがぐずぐずになっている」と書いているし(私はぐずぐずになどなっていない)、林道義をも批判しているから、匿名批判は卑怯だという考えのもと、明かすべきだと思うのだが、一点、躊躇されるのは、私がチキの実名を知っているのは、当人がを送ってきた時に封筒の裏に書いてあったからで、当人が知らせてきたのを、当人が嫌がっているのに明かすのは、どうか、と思うからだ。もっとも当人は、封筒の裏に書いたことは忘れていたらしく、筑摩書房から聞いたと思ったらしいが、それは個人情報保護法違反だから、ない(筑摩の編集者とはもちろん時々電話で話すから、「名知ってるんですが、明かすとまずい

    荻上チキの正体 - jun-jun1965の日記
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    toronei 2007/12/21
    とりあえず大まじめに、はてな規約違反ですよね? はてなはこの人ともう一人いる人のID取り消し処分すべき。規約の意味がない。
  • 甘えるな「一般人」 - jun-jun1965の日記

    個人情報保護法成立前にはあんなに反対していた左翼の人たちは、なぜこの法がもたらしている害についてもっと騒がないのだろう。(それとも騒いでいるが目立たないだけか?) 実に不思議なのは、大学院生の実名などが平気で大学のサイトで見られることで、あれはいいのか。その一方、アマゾンにレビューを書いて、ウィッシュリストから名前が分かって、罵倒されたからといって、私が非常勤講師をしている東大にメールで抗議してくるやつがいる。『タバコ有害論に異議あり!』にへんてこレビューを書いたUである。こいつ、ウィッシュリストから分かったことくらい分かっているだろうに、私がわざわざ実名を調べた、悪質だと言い、個人情報がどうこう言っているが、個人情報取り扱い業者でもない私には、新聞の投書欄に出ていた名前をあげて批判するのと同程度のことでしかない。文句を言うなら、「ウィッシュリストを作成すると実名が表示されます」とでかい注

    甘えるな「一般人」 - jun-jun1965の日記
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    toronei 2007/09/24